webマガジン「マカロニアンモナイト」月刊特集
『ammonite pinhole photographs』
アンモ針穴写真館2
(後編)

文/写真:中山慶太柴山みゆき
1 2 3 4 5 6 7 8 9 2001年3月掲載


§特別付録:
  みゆりんの針穴リバーサル講座§


 マカロニアンモナイト読者の皆様、こんにちは。このコーナーではわたくし柴山みゆきが大判リバーサルフイルムの正しい使用法をご説明いたします。今回は撮影担当が横着をして4×5のフイルム詰めを省略できる『クイックロード』フイルムを使ったので、その操作法を伝授いたしましょう。なにしろこれさえ読めば、私でもサルでも牛でも撮れる! というくらいカンタンです。



<針穴リバーサル講座その1>
これが『クイックロード』のフイルムとホルダー。4×5のシートフイルムが最初から紙の封筒に入っているので、従来は暗室やダークバックを使わなければならなかったフイルム詰め作業が不要になりました。フイルムの裏表に注意して(必ず撮影面をレンズ側に向けてください)ホルダーのスリットに差し込むだけ。最後まで押し込むとカチッという感触があります。


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<針穴リバーサル講座その2>
フイルムを詰めたら暗箱の背面のフタを開けてホルダーを装着しましょう。この暗箱には国際規格のホルダーに合わせた溝が切ってあり、正しい位置に装着するとぴったりはまってズレがありません。クイックロードのホルダーは前編で使ったインスタントフイルムホルダーよりも薄いので、ウレタンのスペーサーを挟んで裏蓋を閉じます。


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<針穴リバーサル講座その3>
ホルダーを装填し、構図を決めて露出を測ったらクイックロードの封筒を一定のスピードで引き出します。『針穴壱号』ではこのサヤがシャッターを兼ねているので、暗箱に振動を与えないようにやさしく扱ってください。露出は前編の針穴写真術とおなじです。


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<針穴リバーサル講座その4>
露光を終えたら『その3』の逆の動作で封筒を押し戻し、ホルダーに付いている露出完了スタンプ(写真の親指の上の丸いノブ)を押しましょう。こうすると赤いスタンプが押されるので、未使用のフイルムと間違うことがありません。あとはフイルムのリリースノブ(写真の親指で押しているグレーのノブ)を押し込みながら封筒を引き出すだけ。『針穴壱号』ではこのリリースノブを押すのを忘れると二重露光になってしまうそうです。


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<針穴リバーサル講座その5>
『針穴壱号』は焦点距離をふた通り選べます。エクステンダー(中間のワクのこと)を外した状態でピンホールの付いた前板を本体にくっつけると、焦点距離75mmの広角になります。製作者は「ハッセルブラッドSWCを意識したんだゾ」といっていますけど、私には何のことかわかりません。皆さんもわからなくていいと思います。


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<針穴リバーサル講座その6>
よっこらしょっと、エクステンダーを付けるところ。これで焦点距離は250mmだそうです。本体とエクステンダー、前板はぜんぶで8本のネジで固定されます。焦点距離を変えるときはこのネジをぜんぶ外すので素早い交換はちょっと難しいですね。でもネジは指先で楽に回せます。ね、カンタンでしょ。皆さんもぜひモニターに応募してくださいね。


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アンモオリジナル『針穴壱号』
読者モニター募集
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※モニター募集は終了いたしました。

今回の特集で使用した針穴撮影セットを読者1名の方にレンタルいたします。セット内容は以下の通りの豪華版(写真の三脚と雲台、および女性は貸出セットに含まれません)。
●大判ピンホールカメラ『針穴壱号』
  (ピンホール、フード付き)
●インスタントフイルムホルダー
●インスタントフイルム
  (カラー、モノクロ各1パック)
●クイックロードホルダー
●リバーサルフイルム(カラー20シート)
・モニター期間は4月上旬より2カ月間。
・モニター期間終了後、フイルム以外の機材は ご返却いただきます。
・操作がよくわからない方、露出計をお持ちでない方はお気軽にご相談ください。
・撮影された作品はマカロニアンモナイト誌上に掲載させていただきます。
・ご希望の方は必ず「ピンホールで撮りたいテーマ」を明記のうえ、こちらからご応募ください。(2001年3月15日必着)




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マカロニ・アンモナイト編集部