『アンモなうちわで夏支度』
 

            −後編−

 文・写真/しばやまみゆき


§帰り道の苦悩§

 富浦名物のビワをかかえて飛び乗った内房線の中、太田さんから頂いた大中小3枚のうちわの型紙を前にしばし作戦会議。

 せっかくのオリジナルうちわ製作となれば、お気に入りの絵とか文字とか写真とかをうちわにしたいなぁー。あの整然とした竹のフォルムで立派に見えそうだし、なにより毎年楽しめるというのも素敵!
思い出の写真とか、好きな言葉とか、子供の絵とか、そう、プレゼントにしてもうれしいだろうなぁー。むふふふふ...
車窓から広がる青空のように夢は果てしなく広がっていく...。

...で、ふと重大な事実につきあたり、今さらながらにおびえる私。肝心のオリジナルの紙作品をまず作らなくっちゃ....って、どうしよぉー!? はりきって皆さまにプレゼントのお約束をしちゃったものの、アンモらしいうちわって、いったい何だぁ・・・!?。
 あーでもない、こぉ−でもないと考えること数日の後、とうとう作戦は開始された。

 


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富浦駅から見た田園風景。
全国一のビワの名産地でもある。
反対側には、内房のおだやかな海が広がる。


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江戸時代のうちわ絵のレプリカ。当時はうちわ用にデザインされた絵が多くあったが、震災や戦争で現存する物はほとんどないという。
うちわの丸みと図柄の柔らかさのバランスが絶妙。

 

 



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