『アンモ的日本酒の嗜み』−前編−

 文・写真/しばやまみゆき


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§食欲の秋なので・・・§

 10月は神無月、日本中のよろづの神々が出雲にあつまって大宴会という月である。秋風とともにあちこちに美味しいものが登場してくるんだもの、神様にしたってどうせ集まるならこの時期よねーってことでしょう。
 田んぼの新米、畑の葱、芋、大根、豆といった野菜や穀物、山のキノコ、栗、あけび、銀杏、鴨は葱を背負ってくるし、秋刀魚にも鱈にも脂がのって、牡蠣も登場してくるねぇ〜。う〜、たまりませんねぇ〜〜。
 神様にお供えしたら山分けですもん。お月見やら収穫祭やら、秋はドンチャン宴も目白押し。これも人間の知恵ってことでありましょう。
 さてさて、食べものが美味しくなれば、お酒だって欲しくなる。もちろんワインも素敵だけど、素材重視のシンプル風味にはやっぱり日本のお酒がいい。最近では居酒屋チェーン店なんかでも地酒を見かけるようになったし、大きなデパートの酒売り場には全国各地のお酒がずらりと並ぶ。片っ端から飲んでみれば、だ〜い好き!も、まあまあも、いろいろあるけれど、いちいち覚えていられない。メモして覚えたお気に入り銘柄を選んでも、あれ何かが違う?ってことも多々起こる。
よく耳にはするけれど、吟醸酒とか、本醸造酒とか、生酒とか、何がどう違うんだろう? “融米造り(ゆうまいづくり)”とか、“生もと(きもと)”とかに至っては、さっぱり想像もつかない。

 美味しいもの大好きを自認する私。まずいお酒なんてないけれど、その時飲みたいお酒を楽しむためになら、少々の努力は致しましょう! 
 まずは日本酒の基本から整理してみようと、「日本酒造組合中央会」が運営する、日本の酒情報館『SAKE PLAZA』へ伺った。

 


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美味しいお酒はたたずまいも麗しい。見ているうちに、あっ、涎が・・・・?


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日本酒造会館の入口。
お役所的なちょっと入りづらい外観ではあるが、1Fと4Fにある日本の酒情報館『SAKE PLAZA』では、日本の酒のいろいろを知ることができる。

日本の酒情報館『SAKE PLAZA』
 開館時間:10:00〜18:00
 休館日:土・日・祝日・年末年始
 〒105-0003
 東京都港区西新橋1-1-21
 日本酒造会館1F・4F
 TEL:03-3519-2091
 FAX:03-3519-2094
http://www.japansake.or.jp/



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