取材/中山慶太+柴山みゆき 写真・文/中山慶太
取材協力:港ペタンククラブ


§真夏にペタンクの謎を追う(後編)§

きなり余談だが、東京には昔の地名を訪ねる楽しみ、というものがある。有名どころで言えば、霞町(西麻布)、大木戸(四谷四丁目、サンミュージック前の交差点)などなど。いずれも現在の行政区分としては存在しないが、大江戸八百八町のなごりを残す由緒ある地名だ。ベテランのタクシー運転手なら、「霞町まで」と言えば迷わず西麻布の交差点に連れていってくれる。
 こうした使われなくなった地名は、たいてい交差点や公園などにその名を残している。港区六本木の防衛庁前から赤坂方面に下った場所にある『檜(ひのき)町公園』もそんなひとつ。都心の公園としては珍しく、変化のある地形で周囲から隔絶された空間だ。敷地の真ん中には釣りができる池もある。
 さて、8月下旬の暑い日曜日の昼、アンモ編集部・ペタンク取材班約二名はある密命を帯びてその公園にやって来た。その使命とは、天気の良い休日を狙ってこの公園に出没するという、謎のペタンク集団を取材するためである。
 ところが、何故かその日の公園にそれらしき人影は見当たらない。ううむ、さてはこちらの気配を察して身を隠したか……?
 残暑に焼かれながら困惑する取材班の前に、やおら音もなく一人の女性が現れた。
「アンモ編集部の方ですね? お待ちしておりました。どうぞこちらへ」
 と、案内されたのは公園の上に位置する赤坂中学のグラウンドである。この女性、実は幕府の放ったくの一、ではなくて、『港ペタンククラブ』の女性会員、小川さんであった。音もなく現れたのは、約束の時間に遅れた取材班を迎えに、わざわざ自転車で漕いで来てくれたためである。小川さん、暑い中どうもすみませんでした。

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