『弦楽器工作入門(前編)』
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--ウクレレクラフトに挑戦--
面白いもので、楽器に限らずパイプやナイフといった「道具のコレクション」は、嵩じては「自作する」という次のステップに拓けてゆく事が多いようだ。世界で一つきりの希少なアイテムを求めるコレクターにとって、自らの手作り品こそは正に究極のワン・アンド・オンリー、といったことであろうか。とまれ「自分で作る」ことは、それもコレクションとはまた別の、独立した楽しみではある。演奏することと同様、手作りという行為には「好き嫌い」とはまた別の「得手不得手」の問題があるけれども、まぁ手先の器用さに自信はなくともそれなりに作る楽しみ(と実用性)が味わえる、原木を削って火皿を作るパイプのキットや握り手の部分を彫り出して作るナイフのキット、そしてご多分に漏れず楽器の世界にも自作キットなるものが存在するわけで、こういった物を利用しない手はないだろう。当節はコンピュータだって自分で組み立てるのが流行ではないか。
さて、今回は市販のウクレレ組み立てキットを使って、オリジナルのウクレレを作ってみよう。木工部品すべて加工済み、説明書に従って接着し組み立てて、最後に塗装するだけである。好きな色に塗ったり、絵を描いて仕上げるもよし。ともかくもワン・アンド・オンリーの第一歩、いやそれほど気負って取り組む必要もなかろう。
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