夏だ!花火だ!
  −花火の写真を撮る−

 「お手軽、浴衣のキミ編」

 文・写真/河野朝子 1998年6月掲載

 「夏だから、花火の特集やるから、書いて」と編集に言われて私は立ちつくした。花火って隅田川とかでやるアレ?あの何尺玉とかいうのを自分で作ってみよう!とか、キミも打ち上げてみないか!とか危険な企画をやらなきゃならんのでしょうか。だいたい改造花火って合法?
 そんな私の脳裏に甦ったのが、若かりし頃浜辺で行った花火大会の光景である。そのへんの駄菓子屋で花火のセットを買ってきてみんなで花火やっただけなのだが、結構楽しかった。楽しい思いではカメラに収めたくなるのは人情なのだが、できあがった写真どれもこれもが、写ってる人間にあとであげても絶対喜ばれないような美しくないものだったのである。
 よし、今回はあの日の雪辱、打ち上げものじゃない花火写真で行こう!

 特に若い男性に言っておきたい。彼女に浴衣着せて花火持たせて風流な写真を撮ろう、というスケベ心は十分に理解できるが、ただバシバシ撮っていただけではあとで「ナニこれー」と文句を言われてもしょうがない写真しかできない。
 そこでだ。当マカロニアンモナイト随一の和風コスプレお姉さん柴山さんにご登場願い、コンパクトカメラでも撮れる夏の風流をちょいと研究してみることにした。

 撮影当日はマカロニアンモナイト写真班(?)の中山氏にもご登場願った。中山さんったら柴山さんの浴衣姿を見て「それって浴衣?」。どうやら力士や旅館の浴衣を想像していたようである。若い男性諸君はガールフレンドに向かってこのようなセリフを吐かないように気を付けよう。


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