『レトロ人着写真館』
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後編

 文・写真/中山慶太


§パソコンでも塗れる§
 前編に引き続き、最後は電子暗室での着色をご紹介しよう。パソコンの画像処理ソフトとイラスト作成ソフト(河野朝子画伯は『お絵描きソフト』と呼ぶ)を使えば、かなり自由度の高い表現が可能だ。ベースのグレー濃淡に影響されて色が濁ることもないし、色調はもちろん筆の太さだって選べるのだから! 素材をデジカメで撮影すればさらにスムーズに処理できるはず。
 さて、2か月にわたって人着写真の作り方を紹介したけど、方法はこれ以外にもたくさんある。画材を変えてみるのもいいし、印画紙でもいろいろ工夫はできるはずだ。写真の愉しみは撮影とプリントだけではないし、人着をやっていると絵心が身につくかもしれない。たまには大切なひとの写真をこんな作品にしてプレゼントするのも素敵だと思うが、いかがだろう。

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作例3 モノクロ写真をパソコン上で処理したもの。
河野画伯、入魂の作品である。オリジナルと似ても似つかぬ着物の柄にご注目。画伯はこの1枚をわずか30分で仕上げてしまった。(着彩=河野朝子)


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先月に引き続き、モデルはエツコさん。ご本人いわく「このページを見た友人から『騙せない女』に見えると言われた」とのこと。果たしてどういう意味でしょう。



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