『レトロ人着写真館』
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後編

 文・写真/中山慶太


§まずは画材を用意しよう§
 モノクロ写真の人工着色に必要な道具。これはマーカーや絵の具や色鉛筆など、いろいろな画材が使える(一般的にはパステルを使うひとが多いようだ)。ただし水彩絵の具は要注意。印画紙の種類によっては水分を吸い込んでへろへろになってしまう。また、下地の絵柄をある程度生かして着色するため、油絵の具などの不透明絵の具は避けた方が無難だ。こってりした色乗りが好みなら、アクリル系絵の具にメディウムを多めに混ぜて使うと良いと思う。今回は手元にあった『水性色鉛筆』を使うことにした。これは普通の色鉛筆としても使え、水を含ませた筆でなぞると絵の具のように溶けて滲むという便利グッズ。画材屋さんで簡単に入手できる。

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作例1 色鉛筆のタッチを活かして着色。
色数はけっこう使っているけど、全体にシンプルなトーンでまとめてみた。
この作例では肌色をおさえ目にして、着物と背景の色で色彩感を出す。
色鉛筆の薄い色は印画紙に乗りにくいのだ。(着彩=中山慶太)


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これが今回使った道具。ドイツ製の水彩色鉛筆、全48色。色数は多いように見えるけど、微妙な色が足りなくて悩んだ。



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