MIKAの部屋2
        Vol.3

  蜷川実花×中山慶太

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photo:Ninagawa Mika(C)

 

 

 

 

 

§・・・§

(1月中旬のある日。中山、徹夜明けで事務所の椅子で
 寝ている。突然の電話)

−−−はあい、こちらハヤタ。

●MIKA:もしもしぃ、ニナガワですう。

−−−ああ、実花さん。どおしたんですか。ずっと探してたんですよ。

●MIKA:すみませえん、ちょっとバタバタしちゃってて。

−−−バタバタって、虎みたく木のまわりをぐるぐる廻ってたわけじゃあないすよね。

●MIKA:???

−−−わかんなきゃいいです。ところで、次の原稿の締め切りがもうすぐなんですけど。

●MIKA:それがね、アタシ今、成田にいるんです。

−−−成田山ですかあ? ずいぶんと遅い初詣でで。

●MIKA:そうじゃなくって、空港の方なんですう。

−−−成田空港って、近くのホテルに黒いミイラを撮りに行ったとか。

●MIKA:違うってば、もうすぐ飛行機が出るのよ。

−−−(ようやく事態の重大性に気づいて)ひょっとして実花さん、高飛びしようとしてませんか。

●MIKA:うん。アタシ、これからアフリカに行かなきゃなんです。

−−−はあ? アメリカじゃなくて、アフリカですか。

●MIKA:正確にはアフリカのそばなんですけどね、マダガスカルって島。

−−−ああ、バオバブの樹とかあるとこ。

●MIKA:すっご〜い、よく知ってますね。アタシなんかその名前知らなくて「なにそれ、食べ物? 男? 女?」とか聞いちゃった。

−−−……。星の王子様、読んでないんですか。それで帰国はいつごろの予定で。

●MIKA:たぶんきっと月末までには帰ってくると思うんですけど。

−−−しょうがないなあ。まあ、マダガスカルの写真と話に期待するということで。

●MIKA:えへへ、よろしくお願いします。(と、電話が切れる)

−−−というわけで読者の皆さん、これが1月中旬に実花さんからかかってきた電話の内容です。ところが、カレンダーが変わっても実花さんは行方不明のまま。果たしてニナミカは帰国しているのか? それとも成田で黒いミイラになったのか? このコーナーは自然消滅するのか? すべての謎が解ける次週を待て!


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