「週休六日のススメ」
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 イラスト・写真・文/福山庸治

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く三代目にして潰れるという。
 祖父が商売を始め、父がそれを大きく発展させ、その息子の代で左前になるというアレである。こうなる理由としてよくいわれることは、二代目は初代の苦労を見て育つが、三代目は、既にお金持ちで苦労知らずのぼんぼんとして生まれるために、商売も下手な上、道楽息子と成り果て、身代を潰してしまうのだと。

 僕はこう考える。
 初代は、非常に行動的な人間である。金勘定にはすこぶる細かいが、性格的にはむしろ大まかというか、アブラぎっしゅで神経も図太い。創業者なので、伴侶にも、やや自分に似たところのある、共に働き、苦労を苦労とも思わない、どちらかといえば大雑把で前向きな性格の女性を選ぶ。
 そんな二人の遺伝子が掛け合わさった子供、つまり二代目は、初代以上に実際的で行動的な性格を持って生まれる。その性格に、子供の時から父親を通して得てきた優れた経営感覚とが合わさって、順風満帆、更に事業を大きくしていく。


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