世界マンボ紀行

文・写真提供/パラダイス山元

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 カーデザイナー時代のパラダイス山元

 

 

117.幸せでしょう!

 小泉今日子さんは、オトナだった。想像していたより、さらにひとまわりは小さい顔と体格ではあったものの、確信をついてくる発言に、最初からノックアウト状態だった。さすがは、スターだ!マンボをどうして好きになったかとか、どうしてマンボボーイズを結成したかとか、初対面であれば誰でも聞いてくるであろう質問を最初にこなし、いきなりこうきり出した。「苦労してせっかくなったカーデザイナーを辞めてまで、マンボに打ち込んでいるというわけですか?」これには、驚いた。「えーそうなんです。もうマンボ一筋、この先一生マンボに捧げるつもりなんです!」とヤケ気味にオーバーアクションで答えたところ、「よかったですねー、イマ幸せでしょう!」と神の啓示のような発言をしてくれたのだった。フツーこういう質問の行き着く先は、「なんでまた、マンボなんかにハマっちゃったんですか?」とか「いやーもったいないことしましたね!」などと言われるのがオチなのだが、さすがスター!キョンキョン!アーティストの確信をついた、慈愛に満ちた言葉に「ありがとうございます!」と、ただただ深々とお礼を述べる私であった。


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