「週休六日のススメ」
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 イラスト・写真・文/福山庸治

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の話の続き。

 マンガ家の多くは、一日の大半を机の前で過ごす。そうでない生活、たとえば日々出歩いているようなマンガ家だと、あまり仕事をしていないということになる。
 この僕は、死ぬほど仕事があるわけではないが、やはり一日の大半を机の前で過ごすことが多い。机の横にパソコンがあるからだ。そのパソコンは、常時インターネットに繋がっている。常時繋がっていると、興味は刻々変化するものに向かう。刻々変化するものの一つは株価である。証券取引所が開いている間、無数に並んだ株の銘柄は、それぞれ一瞬たりともその値の動きを止めることはない。NYやロンドンなど、時差のある国の証券取引所まで含めたら、24時間、絶え間なく変化し続けていることになる。これほど動きのある情報は、株価以外にないだろう。

 その刻々変化する株価の動きを見ているだけでも面白い。
 が、もっと面白いのは、その株価が自分の財布と直結した時である。

 と、そんな言葉に惑わされ、君も株を買うとする。
 いろいろ迷った挙げ句、株を買った次の一時間以内に、君がまず始めに体験することは、買ったほうの株が値を下げ、買わなかったほうの株が値をどーんと上げることであろう。その瞬間から、君も立派なタラレバ人の仲間になる。

 アノ時、迷ワズアッチノ株ヲ買ッテレバ、今頃ハ億万長者ニナッテイタノニ……。


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