下野康史のホビー人間養成講座 第24回
『馬の背で考えてみたこと』
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文/下野康史  写真/k.nakayama

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 photo: k.nakayama
 先週に引き続き、
 カバタ氏片手で跳ね馬を御す之図(kn)

 

 

 

 

の本職はクルマなので、ほかの乗り物に乗るときも、すべての基準はクルマである。乗馬も、自動車の運転と比べてどう違うのかが興味の的だったのだが、どうやら両者はだいぶ違うものである。いや、クルマの運転とはまったく共通性がない。宗形さんも、運転しない人のほうがむしろ早くうまくなるのでは、と言っていた。「こうすれば、必ずこうなる」という、トリセツに書かれているようなマニュアルが、馬には必ずしも通用しないからだ。

 たしかに、アブがたかってイヤがっているときに手綱を引いたって、曲がってくれないし、乗り手をバカにしていると、勝手に止まって道端の笹を食べ始めてしまう。マニュアル人間を戸惑わせるそうした反応は、あたりまえだが、馬が乗り物である前に、生き物だからである。


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