「週休六日のススメ」
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 イラスト・写真・文/福山庸治

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本の女子スポーツは、なぜ世界に通用するか?
 日本は経済大国だから。

 シドニー・オリンピックも、もう既に遠い記憶となりつつある今、未だにこの話題で引っ張るのもどうかと思うが、結論だけ言っておいて、次の話題に移るのも無責任なので、一応解説をする。

 要するに、男子ならぬ、女子の(事実上の)プロスポーツ選手を、これだけ大勢養い、選手団として送り込めるだけの経済力を持つ国など、日本や欧米など一部の富裕国を除いて、そうそうなかろうと僕は思うのだ。 たとえば開発途上国であれば、ただ他人の嫁になってしまうか、あるいは、下働き的な単純な労働力としてのみ重宝される女子を、海外の名門私立の大学、更には大学院へ留学させるだけの経済力とでもいえば、もっと具体的でわかりやすいかもしれない。日本は、そういう“無駄”なことに、たっぷり金を出すだけの余裕のある国になった。しかし、そういう国はまだまだ少ない。まして、女子が競技のために肌をあらわにするだけでも、宗教倫理に抵触する国も少なくなかろう。その分だけ、日本の女子は、昔から国家間の代理戦争とまで言われるオリンピックに、大いに血道を上げてきた男たちよりも、競争相手が少なく、結果、メダルがたくさん取れたのではなかろうか。

 もちろん、ただ経済力がありさえすれば、メダルを取れるはずもないわけで、これは彼女たちの、超人的とも思える飛び抜けた才能とその努力に、驚嘆した上での話であることは断るまでもない。

 

−編集部よりお知らせ−
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