* 週刊フォトエッセイ *

「週休六日のススメ」
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 イラスト・写真・文/福山庸治 --->Back Number

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の一月一日から、21世紀というものが始まったが、あまりにもあっさりとした幕引き幕開けに、いささか拍子抜けしてしまった。世界各地で、もっと盛大なイヴェントが繰り広げられると思っていたのだ。
 いや、僕個人がそういうことを望んでいたわけではないし、それを寂しいと思っているわけでもなんでもない。世紀の変わり目というのは、そういうもんだろうとなんとなく思い込んでいたので、見事に予想とは違ってしまったことが、拍子抜けに感じたという、ただそれだけのことである。株式ふうに言えば、新世紀のことは、旧世紀のうちに既に“折り込み済み”ということだったようだ。

 まだまだ新世紀が始まったばかりで、旧世紀のことは、当分ことあるごとに検証され語られていくであろうが、ところで、富士山大噴火もそうだが、世紀末を彩った、あのノストラダムスの大王は、いったいどうなってしまったのであろうか? 実際、空から降りてきたのであろうか? 目撃者は?

 僕の周辺では、大王は、実は地球人からしたら大変小さい人で、地球に降りてきたのだけど、誰にも気付かれぬまま、山姥ギャルたちの厚底シューズに、ほとんど音もなく潰されたのではないかという、まことしやかな噂にまとめてしまったが、そういえば、山姥ギャルも滅多に見なくなってしまった。

 

−編集部よりお知らせ−
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