* 週刊フォトエッセイ *

 MIKAの部屋2
        Vol.9

     蜷川実花 × 中山慶太
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 photo:(C)Ninagawa Mika

 

 

 

 

 

 

§写真集の裏側(6)§

―――撮影のアイデアってアレですよね、なにか企画があったときに事前に練っておくという。

●MIKA:そういう場合もあります。

―――たとえば、モデルさんの撮影とか「明日はこういう風に撮ろう」って……。

●MIKA:う〜ん、そういうときもあるかもしんない。でも、がっちり決めておくときとそうでないときと、どっちもアリかな。

―――仕事の種類とか、相手のキャラクターとかに応じて決める?

●MIKA:そう。かなり抽象的な話になっちゃうんだけど、ふだんからアンテナを立てておくってことじゃないですか。

―――それは、いつもなにか探しているという。

●MIKA:意識的に探しているワケじゃあないんですけどね。お店に入ったときに「あ〜これ可愛い」とか。

―――ロケ場所とか、小物とかもそうやって決めるんですか。

●MIKA:うん。あたりまえのことだけど、仕事をしているとそういう場所とか小物とか、そういうものがいっぱい詰まったポケットをどれだけ持っているかが必要になるんですよね。

―――使ったら減っていきますよね。どんどん補充しないと。

●MIKA:そうですね。中山さんの仕事はどうですか。

―――やっぱり、基本的におなじアイデアは二度使えないですね。他人が使ったアイデアも駄目だけど、でもほんとうにオリジナルなアイデアってそんなにないんじゃないかと思うこともあります。

●MIKA:意識しないでも、影響を受ける?

―――そうそう。気を付けていないと、広告とかって刷り込みがあるから。

●MIKA:どっかで見たものが自分のアイデアみたいに出て来ちゃう。

―――うん。けっこうありますね。クルマの広告で、よその会社の製品のキャッチを堂々と出してみたり。

●MIKA:すっご〜い。怒られませんか?

―――そりゃあ怒られますよ(笑)。というか、失笑を買うというか呆れられるというか。

●MIKA:文字は恐いですよね。写真ってそうはならないから(といって、アシスタントとモデルを捜す)あれ? みんなどこ行っちゃったんだろう。

―――あっちのフェンスの向こう側に回ったみたいですね。アイデアの話の続きはまたあとにして、実花さんのカメラ、今日は例のやつですか。

●MIKA:あ、こないだお借りしたカメラも持ってきてます。いいですね、中判なのにちいさくて。

―――来週はそのカメラの話をすこし聞かせてください。

 


<---Back   ... To be continued.

 

 

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 (C) mika ninagawa


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NINAGAWA MIKA写真集
『Pink Rose Suite』

 “気持ちのいい水平線の向う側”
 世界中でさがしつづけたスウィートな写真。
 蜷川実花がみつけた旅のカタチ。

・発売元:河出書房新社
・写真集の問い合わせは
 Tel.03-5720-5415まで

 

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 (C) mika ninagawa


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NINAGAWA MIKA写真集
『Sugar and Spice』

 写真家 蜷川実花5年間のPhotowork、
 女優、モデル、ミュージシャン等の
 女性ポートレイト展

・発行・発売元:河出書房新社
・写真集の問い合わせは
 Tel.03-3402-5665まで

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