* 週刊フォトエッセイ *

世界マンボ紀行

文/パラダイス山元 --->Back Number

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 フライヤーのデザインもなぜか湿っている

提供:パラダイス山元

 


164. 蒸し暑い厚木の夜

 あまりにも毎回、営業の主旨とかを理解しないまま無謀にステージで振る舞う様に、当時の事務所の女社長が一言、「山元さん、今回は厚木パルコ2のオープン記念スペシャルですからね!」うーん、なるほど、そういうことだったのかあっはっはっ、と笑顔の私なのであった。DANCE ALONG WITH CLUB STYLE '92と長いタイトルのこの催しは、普段渋谷限定で活動していたマンボボーイズにとって、札幌や大阪や博多などの大都市以外で行うはじめての地方公演でもあった。フルバンドのマンボボーイズが3500円で観られるとあって、東京からの遠征組も多数訪れた。普段の営業では無茶するのに、なぜかこういうホールではかしこまったMCになるというアドバイスを、公演の矢先にある人から聞いていた私は、初っぱなから思いっきり飛ばしまくり、あとに体力が続かなくなってしまうという事態に陥ってしまった。それでも結局ハイテンションなまま終わらせ、第二部のSANDIのステージにつないだ。楽屋を出ると、フルバンドのマンボボーイズ観たさにわざわざ青森、名古屋から来てくれていたファンの出待ちがあり、マラカスにサインしてあげたりしたのだが、梅雨時のあまりの湿度の高さに、油性ペンでも書けなかった厚木の夜であった。


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