* 週刊フォトエッセイ *

世界マンボ紀行

文/パラダイス山元 --->Back Number


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 博多の夜は、やっぱやまちゃんでしょう!(福岡、長浜屋台にて)

写真提供:パラダイス山元

 


168. 渋谷公会堂の舞台を回すマンボボーイズ

 大阪、名古屋とフルバンドの東京パノラママンボボーイズ公演の最後を締めくくるのは、元祖渋谷マンボ系の総本山、渋谷公会堂なのであった。渋谷公会堂と交渉を重ねた末、ついにあの回転舞台を回せることに!しばらく回していなかったというだけあって、グリスアップやら、いろいろ整備が大変とのこと。開場時のステージ上には、四畳半の寂しい部屋のセットだけ。そこにあるレコードプレイヤーに針を落とした瞬間、舞台が180度回転して豪華なフルバンドが現れるという凝った仕掛けに自分でもうっとり。子供の頃、札幌の実家で毎週土曜の夜に観た忘れもしないあの番組〜8時だよ全員集合のあのつくりとまったく同じことが出来るなんて〜ともうニコニコ顔。舞台をおおった薄布越しにヌード・ダンサーが浮かび上がる「ハーレム・ノークターン」なんて、もう入念なリハーサルで完璧な仕上がり。猿之助じゃないけど、舞台上手に消えたと思ったら、スグに客席の後方からスパイの格好で出てきたりと、もうかなり馬鹿馬鹿しいんだけど、気分はスーパー歌舞伎。

 開場してまもなく、ロビーで売っていた特製パノラマラカスが売り切れた!との報告が楽屋に飛び込んできた。二個一組で10000円也。限定数30セット完売!このマラカスこそ、私が家で一個一個丁寧にやすりで削り出して、ソリマチアキラ画伯のデザイン指示どおりにラッカー塗って仕上げた内職工芸品のたまもの。マジで私が造っていたモノだったのでしたー。あ〜今だから語れる、涙涙のお話です。





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