* 週刊フォトエッセイ *

世界マンボ紀行

文/パラダイス山元 --->Back Number

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 パラダイス山元カラーリングデザイン「わたらせ渓谷鐵道」のわたらせ号の前にたた
ずむ筆者

写真提供:パラダイス山元

 


170. 東京コミックショー vs
      東京パノラママンボボーイズ

 過去に東京スカパラダイスオーケストラ、松尾和子、山本リンダ、間寛平、ハナ肇、吉本新喜劇など、節操のない共演をしてきたマンボボーイズではあったが、今回はもうこれ以上ありえない最強の対戦相手とステージを共にすることになってしまった。後楽園ゆうえんちのルナ・パーク内シアターで行われた「カメレオンナイト・スペシャル'92」に結集した三大東京ユニット。フルバンド+南国歌謡ミックス特別編成の東京パノラママンボボーイズ、日本で唯一のブゥガルーバンド、アモーレヒロスケ率いる「東京リズムキングス」、そして今夜限りでコンビを解散!最後のステージと銘打った、インド人もビックリ!レッド・スネーク、カモーン!でおなじみの、あのショパン猪狩氏と奥さんのコンビ「東京コミック・ショウ」という異色の組み合わせなのだ。いくら「東京」が冠についているからといって、かたや二つはバンド、一つはお笑いという、あまりに無謀な異種格闘技。場所が後楽園だからとはいっても、これにはムリがあるというよりも、究極の娯楽イベントだ。時折ジェットコースターが頭上をかすめるステージは、前評判どおりの超満員。マンボボーイズは、遊園地の営業などこれまでやっていそうでやっていなかったということもあって、もうのっけからお気楽ムードのハジケモード突入。よせばいいのに普段の何倍も客いじりはするし、曲間のMCもかなり長め。マイ・マラカス持参で立って踊りまくるギャル集団の真横に座った家族連れは、他人であることを顕示するかのように、ジッと座ったまま微動だにしない。ステージ側から見ていて、そんな違和感を感じずにはいられない光景があちこちで展開。それが、東京コミックショウが登場するなり、形勢が逆転。ショパン猪狩氏の「イエロースネーク、グリーンスネーク、はいーキッス・オブ・ファイアー!」で、家族連れが手を叩いての大爆笑。こんなスゴイ客席を見たのは、はじめてだった。楽屋で猪狩氏が、今日で最後の舞台ということで、ちょっぴり寂しそうな目と腹が印象的だった真夏の夜でありました。

 


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