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東京ラテンムードデラックス
ムードテナーの王様
テディ熊谷
※写真:浅草マルベル堂


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* 週刊フォトエッセイ *

世界マンボ紀行

文/パラダイス山元 --->Back Number



185 テディ熊谷登場!

 コンガ奏者に、ボーカリスト、アルトサックス奏者だけが決まっただけの、いびつな編成の東京ラテンムードデラックスに、どうしてもレギュラーメンバーとして加えておきたい人物がいた。東京ラテンムードデラックスというたいそうな名前でやっていくには、この人がいなくてははじまらないといっても過言ではなかった。むせび泣くムードサックスの王様として、学生ビッグバンド界でもその名を広く知られ、ビッグバンドのマンボボーイズを結成した際にも大変お世話になったテナーサックス奏者のテディ熊谷氏である。彼は濃厚なムードテナーで「ハーレムノークターン」系の楽曲を奏でるとその場に居合わした女性が次々と衣服を脱ぎ出すというもっぱらの評判であった。私が学生ビッグバンド「日大リズムソサェティオーケストラ」に所属していた当時、コンテンポラリーなナンバーを演奏させたらそこいらのプロのビッグバンドを凌ぐほどと有名だったのが、テディ熊谷氏がバンマスを務めていた「慶応ライトミュージックソサェティオーケストラ」であった。彼は卒業後、優秀なコピーライターとしてデザインコンサルタント会社で仕事をしていたのだが、ある日風の噂で「会社を突然辞めた!」という情報を決して聞き逃すハズのない私であった。

 

 


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