* 週刊フォトエッセイ*


ローテク・フォトレッスン
「撮れルンです!」


文・写真/河野朝子 --->Back Number



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ここにピントを合わせとく



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ここでシャッターを切る

 


■4■ 置きピン(1)

 ピントのテクニックに「置きピン」てのがあるのでこれも紹介しておこう。なんか麻雀用語みたいだが「ピントを置いておく」って意味である。

 例えば土俵入りしてくる力士をなるべく近くで撮りたいとする(そんなことをするのはアタシだけ?)。でっかい力士があっちから入場してきてズラズラと目の前を通り過ぎるのだが、歩くくらいのスピードで向こうからこっちに物体が動いて来る状態でも、それが至近距離だったりするとカメラのオートフォーカスが「イヤイヤ」をすることがある(注1)。つまりピントが合わない写真になっちゃったり、シャッターを押しても押しても切れなかったりすることがあるのだ。

 こういうときは力士が通るところの近くにある物(注2)であらかじめシャッターを半押ししてピントを合わせておき、お目当ての力士がファインダーの中に入ったとたんにシャッターを切るようにすればよいのである。いや、別に力士じゃなくたっていいんだけどね。


※注1:ついでに力士の身体ってかなりなめらかなので余計ピントが合わなかったりすることもある。オートフォーカスは「晴天の空」とか「白い壁」とかもちょっと苦手なことがあるので気を付けようって、力士は壁かい。
※注2:あんまり色の明るさがかけ離れた物、例えば力士を撮りたいのに真っ黒な物体を真ん中にしてシャッターを半押しにするとカメラが「これから撮るのは黒い物なんだな」と判断してくれるのはいいんだけど、結局力士が真っ白けに写ることもあるので要注意。

●モデル/中川翔子

●このコーナーでイマイチわからない言葉があったらやさしい写真の用語をご覧ください。やさしく詳しく解説されてます。

※掲載した写真は特に注釈がない限り説明用に一眼レフカメラで撮影されています。


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マカロニ・アンモナイト編集部