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マツダR360前で
ソリマチアキラ氏とともに
(提供:M2)


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* 週刊フォトエッセイ *

世界マンボ紀行

文/パラダイス山元 --->Back Number



187 M2の謎

 カーデザインの仕事もすっかり忘れてマンボに没頭していた頃、マツダのデザイナーの後輩から「なんかウチで面白いことやりましょう!」との電話。ならばホイホイと指定された場所へ出向いてみると、そこは環八外回り・世田谷にひときわ目立つパルテノン神殿のような異様な建造物だった。高名な建築家の作品とはいうものの、近隣の環境を見事に破壊しているまるでのセンスなしの巨大オブジェ。中はほとんど映画007のスぺクターの秘密基地といった趣き。完成当初、渡辺和博画伯が「10年後、ここが紳士服の量販店に変わっていなければイイが…」と危惧していた物件でもあった。大学の後輩だったマツダのデザイナーKくんは、スタイリングから離れこのM2と名付けられた要塞でのイベント企画運営に携わっていた。「やれることはなんでもやって下さい!マンボだろうがドドンパだろうが、無茶苦茶やりましょう!」と捨て鉢になっていた。その直属の上司である東大出身のカーデザイナーとして有名なM氏は、マンボなモノに関して大変寛容な方であるようにお見受けした。女性スタッフも全員超美人揃い!広島のキレイどころを全員東京に拉致してきたかのようなハーレム状態の城だった。せっかくだから…もったいない…そんな気持ちが先行して「是非なにかマンボなことやりましょう!」とスグに返事をしてしまう私も私だった。

 内容はさておき、早速ソリマチアキラ氏とともにイベント告知用の写真を、マツダのマンボな名車R360といっしょに撮りに出かけたのだった。バブルもとっくに崩壊して、本家マツダの経営状態も危ぶまれていたなか、大金を投入して行われたマンボなイベントとはいったいどんなものだったのか?

 

 


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