写真
--->拡大表示
東京ロマンチック ソリマチック
「スポーツカー イン ザ レイン」
(提供:M2)


ammoロゴ
* 週刊フォトエッセイ *

世界マンボ紀行

文/パラダイス山元 --->Back Number



189 夢の中のマンボカー

 いい意味で外部からの刺激を受けたカタチになったM2のマンボカーイベントは「マンボカーとはなんぞや?」というトークショーで幕となった。マンボなクルマに造詣の深い渡辺和博画伯、マンボなクルマのイラストを描かせたら右に出る者ナシのソリマチアキラ氏、自動車雑誌NAVIのS氏らとともに、自動車デザインの未来や、自動車を取り巻く環境の変化など多岐に渡るテーマで熱いトークが繰り広げられた。未だに個人タクシーで見かける発光する水中花シフトノブや、観光バスの豪華シャンデリア、運転席横のピラーに取付けられたヤドカリ型の青いガラス製一輪挿しなど、普段は語られることのないマンボな自動車用品にまで話題は広がっていった。自動車関係のトークショーと言えば、偉そうな自動車評論家や志しの低いプロダクトデザイナーなんかがパネリストになって、くどくどと自分のクルマ文化論を語った挙げ句、客に向かって「オマエたちは馬鹿だ!」なんてぬかすのを目の当たりにしている私は、自分もそういう偉そうにしている自動車評論家の仲間入りをしないよう、極力くだけた話題で客いじりに徹していた。だいたい「マンボカー」などというあいまいなテーマでトークショーが成立するとは、当初から煮詰めが甘いと自分でも感じていたのだが、ナベゾー画伯の核心を突く自動車文化論や、ソリマチアキラ氏のイカすクルマのデザイン論などで大いに盛り上がり、結局時間を大幅にオーバーしてのお開きとなった。

M2のマンボカーイベントは、数ある自動車業界のイベントのなかでも東京モーターショーを凌ぐものだった…と思いたい私だった。

 

 


<---Back   Next-->

 

 

 


Webmaster :
ammo@tokyo.fujifilm.co.jp
Copyright :
マカロニ・アンモナイト編集部