* 週刊フォトエッセイ*


ローテク・フォトレッスン
「撮れルンです!」


文・写真/河野朝子 --->Back Number



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ピント中抜け



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シャッター半押しで解決

 


■6■ ピント中抜け事件

 ところでピント問題でよく起きる「事件」と言ったらツーショット写真の「ピント中抜け」だろう。

 どこかであこがれの有名人にでっくわしてキャーキャーと逸る気持ちを抑えながら「スイマセーン、一緒に写真撮っていただいていいですかぁ?」と訊ねてOKを頂戴する。モゾモゾと照れつつ有名人の隣に並んで一緒にいた友人にカメラを預け写真を撮ってもらって「もう一枚いいですか?」なんて言いながらニコニコとフィルムに収まる。「ありがとうございました」と言いつつついでに握手もしてもらう。あとは写真屋さんでプリントがあがるのを待つだけね!(注1)

 しかしできてきた写真を見てビックリ!げ!ピント合ってないじゃん!えーん、一生に一度のチャンスだったのにぃい(泣)!見れば「あこがれの有名人」と図々しく腕組んじゃった友人の写真は大成功だったりする。なんでだ!しくしく、、、

 ハイ。もうおわかりですね。要するにピントがあなたと有名人の間の背景に合ってしまい、あなたまたは有名人には合わなかったと言うことなのである。図々しいお友達と有名人の間には隙間がなかったのでちゃんとピントが合ったのだ。

解決方法その1
 撮影する人に「ピント半押し」でお願いする。

解決方法その2
 半押しを理解していない人だったら有名人となるべくくっついて写真を撮ってもらう(注2)

解決方法その3
 それも無理っぽかったら写ルンですとかチェキを用意する(注3)。チャンスを逃さないためには一緒にいることの多い友人の教育が必要かもね。


※注1:デジカメの場合液晶モニターでその場で確認できるのだけれど、微妙なピントは見えない場合があるので気を付けませう。

※注2:有名人との身長差があるときや二人の長身者(バレーボール選手等)に挟まれて写るときは、構図によってはピントが背景に行ってしまうことがあるので要注意。要するにとにかく背景さえ真ん中に来なけりゃいいのだ。ついでに、お相撲さんに挟まれたらさすがの私も小さく可愛く見えるだろうというもくろみが見事玉砕に終わったこともあるので、大柄女子はそういう下心は捨てること。

※注3:なぜ写ルンですチェキが中抜けの解決策なのか?その理由は次回で!

●モデル/中川翔子

●このコーナーでイマイチわからない言葉があったらやさしい写真の用語をご覧ください。やさしく詳しく解説されてます。

※掲載した写真は特に注釈がない限り説明用に一眼レフカメラで撮影されています。


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マカロニ・アンモナイト編集部