* 週刊フォトエッセイ*

下野康史の出物・ハレMONO 第1回

文/下野康史(かばた・やすし)--->Back Number
写真/河野朝子


 

 

 

 

 

『もしもチェロが弾けたなら #9』

 生音がちゃんと出るといっても、これくらいの音量なら、木造のアパートで弾いても近所迷惑にはならないだろう。それでいながら、自分はヘッドフォンで大ボリウムに酔える。サイレント・コンセプトのおもしろいところである。
 高校生の娘は、幼稚園のときから音大の付属校に通っていて、いまは声楽をやっている。早くからそうして進路が決まっていたので、お父さんは娘のために頑張って防音室をつくった。でも、防音室の代わりに、サイレント・ボーカルというのはできないものだろうか。サイレント技術は、そういうイマジネーションの広がりを感じさせてくれる。

サイレントチェロのサイト@ヤマハ(株)

※取材協力:ヤマハ株式会社

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