* 週刊フォトエッセイ*


ローテク・フォトレッスン
「撮れルンです!」


文・写真/河野朝子 --->Back Number




写真
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指注意

■9■ 余計な物を写さない

 あと、失敗写真の典型って言ったら『ストラップ写真』ではないだろうか。昔ウチの弟たちが初めてのヨーロッパ旅行を敢行して帰ってきたってんで写真を見たら、なにやら黒い物体がふわふわとあらゆる写真に写っている。すわ!どこかで何かに憑かれた?心霊写真?と思ったらカメラのストラップだった。エッフェル塔でストラップ、凱旋門でストラップ、ってなカンジで「アンタたち、一体何を写しに行ったの?」と絶句したもんだ。まず、ストラップには気を付けよう。

 とか何とか言ってる私がよくやらかすのは写ルンです with 私の指な写真。私の手はデカい、てか、指が恐ろしく長い。友人のピアニストやギタリスト達に「ヘタクソのオマエにはもったいない手だ!」と怒られるくらいだ(怒られたって困る)。だからコンパクトなボディの写ルンですで撮るときは気を付けていないと指で画面の1/6くらいを堂々と塞いでしまう、なんてこともやりかねない。普通の手の人はそんなことは気にしないでもいいのだろうが、スティーヴ・ヴァイ(注1)並み、または力士並みの手をしてると自称している人は注意した方がいいでしょう。

 それともうひとつ危険なのは髪の毛。絶景観光地で撮った写真の中に強風にあおられた髪の毛が写ってた、なんて身に覚えのあるロン毛な人は男女問わずいるはず。だから私は写真を撮る気合いの日は髪を下ろして出掛けず、ちゃんと束ねて行くことにしているのだ。

※注1:このオフィシャルサイトじゃよくわかんないかもしんないけど、とにかく指がウニウニ動く合衆国のバカテク・ギタリスト。

●モデル/中川翔子

●このコーナーでイマイチわからない言葉があったらやさしい写真の用語をご覧ください。やさしく詳しく解説されてます。

※掲載した写真は特に注釈がない限り説明用に一眼レフカメラで撮影されています。




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