* 週刊フォトエッセイ*


ローテク・フォトレッスン
「撮れルンです!」


文・写真/河野朝子 --->Back Number



写真
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夕立が去るのを待ってます

■10■ カメラの仕組み(1)

 ところでカメラの仕組みってどんなんだかご存じだろうか。

 真っ暗な部屋の中で壁に小さい穴を開けると表からの光がその穴を通して入ってくる。その表から入ってきた光はうまくすれば、穴があるのとは反対側の壁に上下逆さまに外の風景を映したりするんである(想像できるかな?)。「像を結ぶ」とも言うその現象を見た科学心のある人が、どうにかならんもんかなぁ?って考え始めたのが写真の最初なのだ(多分)。

 そしてこの壁に映った上下逆さの風景をフィルムに記録した物が写真である。部屋の壁に物を映すんではさすがに壮大すぎるから中が真っ暗な箱になったけど、写真が発明された当時は今みたいなフィルムなんかなかったからガラスの板に光に反応する薬品を塗ったりして、そこに風景を記録していた。

 箱の穴は普段閉じている。記録するときは塞いでいた穴を開けてフィルムに充分光を当てて、そして再び穴を閉じて1枚の写真ができるんである。昔はフィルムも貧弱だったしレンズの性能も良くなかったので、撮影される人は何十分もカメラの前でじっとしてなければならなくて撮る方も撮られる方も体力を消耗したみたいだ。

●モデル/中川翔子

※掲載した写真は特に注釈がない限り説明用に一眼レフカメラで撮影されています。




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マカロニ・アンモナイト編集部