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photo:(C)Ninagawa Mika
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* 週刊フォトエッセイ *
 MIKAの部屋2
        Vol.14

   蜷川実花 × 中山慶太
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§祝! ニナガワ商店新規開店(2)§

─── (ニナミカ事務所の個室から出てきて椅子にへたり込む)うう疲れた。なんすかここのトイレ。

●MIKA:ねっねっね。素敵でしょ。あたしのご自慢なのよん。

─── しかし、いますかねえ。実花さんの写真に囲まれて落ち着いて用を足せるひと。

●MIKA:そおですかあ。

─── まあ慣れだと思いますけど。(と、気を取り直して)さて、もおこんな時間だけど食事はどおしますか。

●MIKA:あ、あたしこのあとちょっと打ち合わせが入ってて、食べに行く時間がないの。出前でも取ります?

─── いいっすよ。何にしますか。

●MIKA:たしか、美味しい「ちらし寿司」のお店があったはずだけど。

(ここで実花さんのアシスタントふたりがいきなり登場)

●男性アシスタントの室伏さん:どうも、ご無沙汰してます。

●女性アシスタントのトミコさん:どおもはじめまして。

─── うわ。いったいどこにいたんですか。

●MIKA:暗室にこもってたのよね。みんな、今日の夕食はちらし寿司だよん。

●ふたり:わあ。いいんですか。(と、メニューを差し出す)

─── ううむ。もう後には一歩も引けない状態だ。

●MIKA:それじゃあ、この『スーパーデラックスちらし寿司』を四人前、頼んでいいすかねえ。

─── はいはい。お好きな物を頼んでください。(先々月からすでにパンチドランカー状態)

●MIKA:嬉しいなあっと。(妙に上機嫌)

─── ええっと、出前が来るまではお話タイムにしましょうか。実花さん、この2カ月なにしてたんですか。ひょっとしてこの事務所の内装やってたとか。

●MIKA:それがね。こないだ中山さんに会ってからげろげろに忙しかったのよ。

●室伏さん:同時多発テロのころが山でしたね。週に撮影7本とか、8本とか。

─── ひええ、それでプリントとかもやってたら、そりゃあ確かにげろげろですね。

●室伏さん:もおあの頃は、疲れてぐったりするのを通り越して、落ち込んでましたよね。

●MIKA:そおだったっけか。

─── 疲れて機嫌わるくなったりとか。

●室伏さん:いや、蜷川さんはそおいうことで不機嫌になったりはしないですね。

●MIKA:そおよね。あたしが不機嫌になるときって……。

─── もしかして、おなかが空いたときとか。

●MIKA:そおそお、そおなのよ(笑)。なんか今日はイライラしてるなあって思って、ごはん食べると「そうか、おなか空いてたんだ」って。

─── ううむ、いかにも実花さんらしい話だ。来週もニナガワ商店からお送りします。


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