世界マンボ紀行

文・レコード提供/パラダイス山元

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

 


--->拡大表示
「シュガーイン」のスクールボードの前で
ルリリン隊員と


 

11.地下マンボ活動!
 とにもかくにも非マンボ教師のもとで暗い中学校生活をおくっていた私は、隠れマンボファンとして辛い日々をなんとか克服すべく、マンボファンの仲間を増やす地下活動にいつしか手を染めていたのであった。ブラスバンド内部で、日々辛い目に遭っている同志に手を差し伸べ、こんなブラスバンドなんか本当のブラスバンドじゃない、もっと楽しい曲をやろう!とか、いつまでもあいつ(私の担任)の言いなりになっていては駄目だ!などと、少しずつではあったが着々と救出活動は軌道に乗り、2年生になる時点でブラスバンドからの退部者が半分以上になっていたのには驚いた。しかしなかには、やむなくブラスバンドに残らなければならない者の姿もあり、悲喜交々の春であった。「造反者には、1だぞ」と脅す教師に人格もなにもなかった。そんなことには負けじと、秋の文化祭に向けてマンボのバンドを作ろうと意気込んでいたのがこの私であった。なによりもこの馬鹿教師に知られずにやらなければいけないというのが、面倒といえば面倒なことであったが、ブラスバンドから引き抜いたトランペットのハイノートヒッターや、防音完備の個人宅に住む情熱のアルトサックス奏者など充実のバンドメンバーがマンボを奏でる姿に自らも感動しっぱなしであった。そのアルトサックスの防音完備の家でバンドの練習に熱が入る充実の毎日は、今振り返ってみて人生の中で最も輝いていた楽しい日々だったように思う。


<--Back   ... To be continued.  

 


Webmaster :
ammo@tokyo.fujifilm.co.jp
Copyright :
マカロニ・アンモナイト編集部