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ペルシャでチャランポラン 文・写真/河野朝子 |
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さて前回のイギリス編に続いてまたフレディ・マーキュリーの話から始めさせてほしい。 そんなイランに行くんだよね、と人に告げてまず言われたのが「危なくない?」「大丈夫?」だった。出発が近づいた頃、サッカーのワールドカップの予選で日本チームがイランを下してフランス行きを決めたり、隣のイラクが核査察でごねたり、エジプトのルクソールで観光客を狙った無差別テロが発生すると、みんなの心配の声は一段とトーンアップされてたのである。 正直言ってサッカーの方は心配がなかったわけではない。しかし、テロに関しては、日本の地下鉄で無差別テロがあったからって「やっぱりアジアの仏教国は怖いからタイも危ないでしょう?」ってのと同じくらいエジプトとイランを結びつけるのには無理がある。イラクについても、だからといってイランに直接関わる材料はあまりないはずだ。 ついでに、イランてアラブでしょう?なんて聞かれたりもした。日本て中華圏?と言うくらいの誤認である。イランはペルシャだ。さまざまな血が流れ込んできているとはいえ、インド・ヨーロッパ語族のアーリア人文化圏なのだ。
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