ワールドカップついでにパリに行くなら
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文・写真/河野朝子

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術館と呼ぶにはちょっと「うーん」なのだけれど、モンマルトルの丘−サクレクール寺院に行くのならダリ美術館も覗いてみよう。作りはまさにダリのテーマパーク!じゃーーん!といったところなのだけれど、肝心のダリ様の作品は薄いトーンの水彩で、結構小降り。あのオッサンのルックスから想像できるギタギタした破壊感は現物にはない。オッサン、実はかなり繊細、といえば聞こえはいいが、神経質だったに違いない。そこがまた可愛いダリ爺。おみやげ物コーナーも充実。

 それと、モンマルトルの丘のあっち側(北側)、あちこちにある階段はまさに絵画。登るのはかったるいので降りながら鑑賞しましょう。

 パリのあちこちに残っているパサージュ(古いアーケード街)も美しい。試しにオペラ座の東、グレヴァン蝋人形館が入り口でドンと構えるパサージュに行ってごらん。ガラスの天井から入る光と年期を感じる店構え。こういうのを作って保存していくフランス人のセンスには文句の付けようもございません。
 このパサージュの中には映画専門店、というのもある。名画のポスター、ポストカード、書籍などが充実していた。間違ってビデオテープを買ってしまうと日本の通常のシステムでは見られません。

 映画じゃないけど、ホテルの部屋にテレビがついていたらスイッチを入れてみると楽しい。ニュースなんかは何言ってるのかわからないからパスしてチャンネルをガシャガシャ(死語)やってると「お!」という番組に出会えるだろう。フランスの番組は結構よくできているものが多いような気がする。

 ついでに、テレビと並んだ庶民感覚、スーパーマーケット(マルシェ・シュペール、か)を見つけたら必ず入ってみたまえ。私はどこの国に行ってもスーパーマーケットが大好きで、いらんもんを大量に買い込んでしまう危険なグルーブがあるのがわかってても、スーパー通いはやめられない。


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