MIKAの部屋 第3回
        Vol.9

聞き手/中山慶太(アンモ編集部) 写真/蜷川実花

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

 

Photo
--->拡大表示

 

−−−そういえば、最近はセルフポートレートは撮っていませんね。
●MIKA:そうですね。ここ一年くらい撮っていません。
−−−カメラ雑誌で“自画像の鬼”と呼ばれた方が、それはまたどうした風の吹き回しで。
●MIKA:う〜ん、なんか今は気分じゃないんですよね。自分の過去の写真を観ると、それはセルフポートレートだけじゃないんですけど、やっぱり良いと思うんですよ。それだけに、自分で自分の作風をコピーしてしまうのが怖くって。
−−−“自己の再生産”をするのが嫌だから、と。う〜ん、ヘビーメタル系のミュージシャンに煎じて飲ませてあげたい言葉ですね。
●MIKA:……それに、今はいろんな人たちと出会うのが愉しいし。そういえば、先日は美輪明宏さんを撮らせていただいたんです。渋谷のセンター街で。
−−−げっ、それは凄い。
●MIKA:最初はパルコ劇場の客席で撮ったんですけど、雑誌の二回連載だったので、後編は場所を変えようと言うことになって。
−−−はあ、それで渋谷のセンター街に。美輪さんはすぐにOKしてくれました?
●MIKA:「いいわよ、もう私どこにでも行っちゃうわ」って(笑)。それで渋谷の街なかを二人で歩いたんですけど、美輪さんの服がもう、真っ赤な薔薇の刺繍が入った真っ白のワンピースで(笑)。
−−−うわあ(笑)。実花さん、緊張しませんでしたか。
●MIKA:私はもお、舞い上がっちゃって。「わあい、美輪さんとデートだ」とか言ってルンルンしてたら、「あなた、変な娘ねえ。レズビアンなの?」って(爆笑)。でも、本当にものすごく素敵な方でした。
−−−しかし、編集の方も度胸がありますね。美輪さんと実花さんを組ませるというのは(笑)。
●MIKA:終わった後に言ってました。「いやあ、頼んでみるもんですね」って(爆笑)。


       <---Back   ... Go to the next.  

 


Webmaster :
ammo@tokyo.fujifilm.co.jp
Copyright :
マカロニ・アンモナイト編集部