MIKAの部屋 第六回
        Vol.4

聞き手・文責/中山慶太  写真/蜷川実花

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−−−そういえば、実花さんは外国で会話に不自由しないんですか。

●MIKA:不自由してます。でも不思議となんとかなっちゃうんですよね。

−−−英語は苦手ですか。

●MIKA:勉強は全部苦手でした。私、高校ではけっこう問題児だったんですよ。

−−−アンパン娘だった、とか。

●MIKA:そんなんじゃありません。私立の学園だったから、校則がわりと厳しくて。しょっちゅう先生に追いかけられてました。

−−−心の暖まるお話ですね。髪はしっかり茶髪で?

●MIKA:いえいえ、でも禁止のパーマもピアスもしてたのに、追いかけられたのはリュックをしょってたから。変でしょ、それって。

−−−その先生、近視だったんですかね。勉強が苦手って、授業がつまらないから?

●MIKA:授業はつまんないし、やっても身につかないし。それで美術方面に打ち込んで。

−−−お受験用の勉強とか、やっぱりやってましたか。

●MIKA:うん。通学のバスの中で模刻に精を出したり。

−−−もこく? あの、立体を粘土でつくるやつですか。

●MIKA:そうそう。バスの狭いシートに座って、リンゴとかサザエとかつくってた(笑)。私、乗り物には強いんですよ。

−−−周囲の乗客のみなさん、腰が引けてませんでしたか。

●MIKA:引けてました。それで一生懸命つくった粘土のリンゴを、電車のなかに忘れたり。

−−−で、駅で探してもらった?

●MIKA:うん。バッグの中に入れてあったんだけど、駅員さんに「なにが入ってるんですか」って聞かれて、「ええっと、粘土のリンゴです」って答えたら、怪しいものを見るような視線が返ってきて。

−−−粘土のリンゴを探す女子校生。充分怪しいですけどね。

●MIKA:リンゴじゃなくて、サザエを入れとけば良かったのかなあ。

−−−……。


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