MIKAの部屋 第六回
        Vol.6

聞き手・文責/中山慶太  写真/蜷川実花

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−−−その昔、高校生だったこともある実花さんです。

●MIKA:品行方正、清く正しく美しい元女子校生のニナガワです。

−−−嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれますよ。通学はバスで?

●MIKA:バスと電車でした。そういえば私、バスのなかで……。

−−−リンゴとサザエの模刻をやっていた話はうかがいましたが。

●MIKA:そうじゃなくて、しょっちゅう変わったひとに寄り付かれてました。

−−−痴漢ですか?

●MIKA:いえ、もっと種類の違うひと。独り言の止まらないおばさんとか。

−−−ああ、よくいますね。そういうひとに話しかけられるんですか。

●MIKA:うん。私、話しかけられて無視するってできないんですよ。それでなんか適当に相づちを打っていると、「これ食べなさい」っておにぎりをもらったり。

−−−それはけっこう危ないですね。

●MIKA:今おなかがいっぱいなので、家で食べます、って切り抜けた(笑)。別の時には「これ美味しいのよ」って、いきなり『大人のふりかけ』が出てきたことがありました。

−−−実花さん、おにぎり系なんですね。

●MIKA:それと、バス停で乗ってきた男子高校生にひざの上に座られちゃったりとか。

−−−その頃の実花さんは、きっと『変なひとフェロモン』を出してたんですね。

●MIKA:そうかなあ。最近もけっこう話しかけられることはありますけど。

−−−相変わらず変わったひとが多いですか。

●MIKA:ううん、カメラ持った子たちに「シャッター押してください」って。

−−−カメラを下げてる時に?

●MIKA:持ってない時でも。しょっちゅうあるから、もう視線を感じるだけで「来るぞ来るぞ」ってわかるようになっちゃった。

−−−カメラフェロモン? まさか相手もプロの写真家だとは。

●MIKA:思わないでしょうね。それにそういう時は、ちゃんと普通に撮りますから。

−−−普通にって(笑)。渡されたカメラの操作がわからないこと、ありませんか。

●MIKA:あります。中山さんはシャッターを頼まれること、ありませんか?

−−−僕の場合、「このカメラ動かないんですけど、直してください」って頼まれることが。

●MIKA:修理品フェロモンですね(笑)。


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