世界マンボ紀行

文・写真提供/パラダイス山元

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当時の東京パノラママンボボーイズ。
右:専属歌手のリリィー深浦(深浦加奈子)

 

68.本番まであと2週間
 盛大なマンボ披露宴に出席していたフジテレビ「冗談画報」のディレクターは、噂には聞いていたものの豪華フルバンドの東京パノラママンボボーイズを目の当たりにして、これは出すしかないと即決。私がタキシード+ももひき姿で、豪快ないびきをかいて寝ていたあの晩、すでにスケジュールやらなんやらを決めるべく奔走していたらしい。これまでの連絡先は、すべて私だったために大混乱。2週間みんなしどろもどろになっていたという。そして本番は、なんと新婚旅行から帰ったきた日から2週間後。それは無理があり過ぎるのであった。だいたいマンボ結婚式はできても、30分もショーアップしたステージを続けるのはホールライブではないし、とても今からじゃ間に合わない。なんといってもその頃のマンボボーイズのメンバーは、ほとんどが私を含めて全員がサラリーマン。もっと正確に言うとメンバー全員一部上場企業のエリート集団という馬鹿ばかしさ。学生ビッグバンドの好きモノ達が、私のマンボ披露宴のために元々は集まってくれたようなもの。レパートリーも、「マンボ爆弾」「マンボ007」「結婚行進曲マンボ」「エイプリル・イン・パリ・マンボ」と、結局のところ自分の結婚式のためのような選曲ばかり。しかもみんな平日は働いているのだ。本番まであとたった1回の土日しかない。どうすりゃいいの?もう後には戻れないマンボボーイズなのであった。


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