「全ての休日はローマに続く」
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文・写真/河野朝子

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ジプトでラムセス2世その人とされるミイラとご対面してしまったりすると、『ローマ時代』でさえそんな遠い昔という気がしなくなってくる。キリストも最近の人のような気がしてくる。聖徳太子や預言者マホメットなんかもっと最近だ。
 そう。ローマはカソリックの総本山になる前から大都会だった。『永遠の都』と呼ばれるわけである。
 現在のローマにはフォロ・ロマーノという広大な遺跡があってシーザーがブルータスに「おまえもか!」と言った元老院がまだ当時ほとんどそのまま(多分)の姿でそこに建っていたりする。この遺跡が滅茶苦茶広い。当たり前だが昔は遺跡ではなく、全部がちゃんとした建物だったのだ。
 みやげ物屋に「ローマは昔はこんなでした」の復元図が飾ってあったが、ハッキリ言ってそれは今のローマの256倍くらいスゴイ。マンハッタンと新宿副都心を合体させたところに『未知との遭遇』のマザーシップを墜落させたくらいの騒ぎだ。
 ここから旅立ったシーザーはナイル川をクレオパトラとともにクルージングしたのだな。と思いを馳せたところで私の頭の中でローマと
エジプトがつながった。
 
ポンペイでアレクサンダー大王の壁画を見たとき、私の頭の中で、イランで訪れたペルセポリスと南イタリアがぱーん!とつながって自分でビックリしたのだが、歴史、時間の物語というのは実に立体的なものだ。


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