MIKAの部屋 第八回
        Vol.1

聞き手・文責/中山慶太  写真/蜷川実花

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−−−読者のみなさん、こんにちは。いつも元気でタバコが旨い『MIKAの部屋』、今日はめずらしくオシャレな表参道の街角からお送りします。さて、実花さんはどこに。

●MIKA:中山さん、こっちこっち。

−−−おっと発見。例によって路駐を試みてるようですが。

●MIKA:えっへん、今日はちゃあんとパーキングメーターのところに停めました。さってごはんにしましょう。

−−−すみません、実は僕、今日は食欲が。

●MIKA:ええええっ、何行か前に元気でタバコが旨いって書いてあるのに。いったいどおしたんですか。

−−−なぜか季節はずれの風邪がぜんぜん治んないんです。もう十日近くも熱が下がらなくて。

●MIKA:それは気合いが入ってない証拠。テンションが高い時は風邪なんかひきませんてば。

−−−実花さん、いつになくスパルタ母さんですねえ。その調子で、私にかまわず食事してください。

●MIKA:そんな死にそうなひとを前に、食欲わくかしら。とりあえず私の好きなメキシコ料理屋さんにご案内しましょう。あ、中山さんは激辛トルティージャをつまみにテキーラでも飲んでてください。

−−−ゲロゲロ。

(数分後、お店の席に落ち着くふたり)

−−−実花さん、ここは中米ぢゃありませんよ。地理的にも思想的にもまったく正反対のお店では。

●MIKA:う〜ん、だってメキシコ料理屋さんがお休みだったんだもん。

−−−まあ、僕はどっちでも。あ、この灰皿、サイゴンのレックスホテルの売店で売ってるやつだ。

(ここでお店のお姉さん登場。実はベトナム料理店なのだった)

●MIKA:場所は原宿の裏通りのビルの3階です。すみません、私このベトナムランチセット。

−−−僕はバーバーバー(333)ビールください。

●MIKA:病み下がりの人が、いきなり現地語で店のひとを威嚇してます。

−−−なんすか、そのヤミサガリって。

●MIKA:一見したところ、回復の見込みのないひとです。薬は飲みました?

−−−薬って苦手なんです。病院も、この十年で1回しかかかってません。

●MIKA:健康保険料、払ってないんですか。

−−−まさか。歯医者さんとかは行くんですけどね。病気といってもどうせ風邪ひくだけだし、風邪はほっときゃ治るだろうと。実花さんはどうなんですか。

●MIKA:私は薬マニアかなあ。ちょっと具合が悪いとすぐ飲んじゃう。

−−−ちゃんと効きますか?

●MIKA:もおバッチリ。霊験あらたかですね。でも、こう見えてもちいさいころは身体が弱かったんですよ。

−−−本当かなあ。それじゃあ、来週はご幼少のころの話を。


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