世界マンボ紀行

文・写真提供/パラダイス山元

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 写真家ブルース・オズボーンとチェキ!!

 

87.マンボ天国 録音快調
 過酷ながらもデビューアルバム「マンボ天国」の録音は快調に進んでいった。プロのミュージシャンといえども、フルバンドの一発録りの緊張感といったら、もうカチンカチンに張りつめていたのだった。どの曲もおなじみのスタンダードナンバーだけに、いかに原曲を越える演奏をするかという試練が、それぞれのミュージシャンの心のなかにあったに違いない。そんな緊張感をブチ壊すようなことが、まさかあってはならない自分から起こってしまったときは、へらへらスタジオ中駆け回ってみんなに謝ったり、もう大変だったのだ。アーーーッ、ウッ!を入れる場所を、イントロでいきなり間違ってみたり、いつものように跳びはねながらコンガを叩いていて、譜面台をガッチャンと倒してみたりと、ほとんど犯罪のような行為であった。
 一番印象に残っている曲は「マンボのビート」か。これは発売後、フジテレビのお昼の「ごきげんよフ番組テーマ音楽になった曲なのだが、そんなことと事前に判っていれば、もっと丁寧に演奏したのじゃないかと思われるほど、全体的にラフなプレイであった。なにが一番ラフなのかと尋ねられれば、私のコンガプレイ、唸り声なのであった。リハーサル2回、そして本番1回ですんなりとOKが出てしまったのだった。


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