「試験に必ず出る旅のFAQ」
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文・写真/河野朝子 

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よくあるプロヴァンス。

Q8
 もしもし?それでフランス人は英語がわかるクセにしゃべってくれないって本当ですか?

A8
 本当にあった恐い話:『激突!』プロヴァンス編
 そのとき私は、当マカロニアンモナイトのバーチャルワインバー天孔雀亭店主、中山さんのワイン道中のアシスタント(てゆーか残酒整理要員)として南フランス、プロヴァンスにいた。
 赤ワインの産地として名高い(らしい)村のクネクネした細い上り道をレンタカーで抜けようとしていたそのときだった。
 この日はバイパスが工事中だったため大型車両もその細い石畳の道に入り込んできてしまっていた。田舎の村でちょっとした渋滞だ。で、我々の前をタラタラと二両連結のなっがーいカミヨン(トラック)が走ってるなぁ、アレ?止まったな?と思ったら、これが突然バックしてきたのだ。
「先輩!(中山さんは私の中学高校の先輩です)前方より敵艦が体当たりのつもりです!」「なにぃ!後方確認!」「ダメです!すでに敵機飛来!逃げられません」「ううむ、もはやこれまでか!」「わああ!」「ああああ!!!」がっちゃーーーん、メリメリメリメリメリ……
 というわけで我が巡視艇、じゃなくてレンタカーはヘッドライト大破。連合国の前に敢え無く屈したのであった。
 中山さんは車から降りるとさっそくトラックの運転手に文句をつけに駆けてゆく。
「どこにめぇつけて走ってんだ、おらぁ」
「ぼんじゅーる、むっしゅー、うぃー、せっさー(みたいなことを言ってる)」
 なんだかよくわからなかったが、とにかくその先の広場で決着をつけることとなった。

この項つづく……


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