「試験に必ず出る旅のFAQ」
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文・写真/河野朝子   写真/中山慶太

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 じゃ、とりあえずwoolってのを口に出して言ってみるか。「ウール」じゃないぞ。これを一発で英語圏ネイティブに通じさせることができたらかなりのもんらしい。こいつを伝えられなくってロンドンのデパートで筆談になってしまった、なんて話も聞いたことがある。
 まず『woo』の部分。これは日本人が常日頃発音している「ウ」ではない。ものすごおく唇をすぼめてすぼめて、例えば風船を膨らますときみたいに。それくらいの「ウ」である。
 で『l』。日本でも有名な「上の歯の裏側に舌を付ける」例のヤツである。あたかも舌の先に何かかゆいところができてしまって、上の歯の裏側あたりで掻いてるぐらいにくっつける。そのまま音声を出すとこの場合の「ル」になる。
 で、これをつなげて「ウ」「ル」、「ウル」と言ってみよう。「ウ」は伸ばしてはいけない。試しに辞書を見てみれば発音記号は『wul』となっていて、どこにも「ウー」なんて書いてないではないか。この発音をカタカナ化したら「オウ」と聞こえてしまう人だっていそうなくらいだ。そうそう、発音には「カタカナを忘れる」ことも重要な要素なのだ。

 私が知る限りこのLとU(woo)の発音はフランス語、イタリア語、タイ語でも似たようなのが登場する。日本語以外の言語ではもしかするとわりとポピュラーな発音だと思われるのでマスターしておいて損はない。

この項つづく……。


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