「試験に必ず出る旅のFAQ」
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文・写真/河野朝子   写真/中山慶太

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 さて、Lの発音ができてしまったらその応用編である。
 前回も登場したフランス語、イタリア語、タイ語、そして英語にも共通なのだが、Lの時の舌の形はTとDとNともだいたい同じである(タイ語の場合は有気音のthも)。と言うと「うっそでぇ!」と言われそうだし、日本語では実際TやDやNの時にベロがそんなに上の歯の裏側にべっとりくっついてないもんである。でもよその国ではくっつけてるのだ。試しに外国人に『戸棚』と言ってもらうといい。『とぉだぁなぁ』という妙な間のある、その間のスキに彼らの舌は歯の裏にガッと密着されているのである。だから私たちもこれができるようになると言語はより『通じる』度が増す。この"上の歯の裏にべったりの舌"モードで試しに日本語を話してみるとなんかいきなり外国人の話す日本語のようになったりするではないか。
 で、Nである。カタカナ日本語ではNew Yorkを「ニューヨーク」なんて書くが、歯の裏べったりでこのカタカナを発音するのが至難の業であることがわかるだろう。歯の裏べったり状態で「ヌー(またはニゥ)」と言うと、そう、そっちの方がそれっぽいnewに聞こえるのである(「ウ」の時は日本語より口をすぼめるのもお忘れなく)。例えばNo!と言うときだってもちろん歯の裏べったりだ。これでチッとは通じるようになるだろうか。

この項つづく……。


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