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ファインダーから覗いた「World Cup」
アンモ的ワ−ルドカップ、もうひとつのピッチ −前編−


文・写真/因幡也寸人 取材協力・写真提供/赤木真二(FAR EAST PRESS)

1 2 3 4 5 →後編へ 2002年5月掲載



サイドを上がってくるシーンは比較的撮りやすい
※撮影/赤木真二



撮影しやすいプレイヤー、厄介なプレイヤー


---今年のワールドカップまでの撮影予定を教えてもらっていいですか

「いいですよ。まず1月はサッカー天皇杯、その後カナダへスキー取材。2月はヨーロッパに2週間、オランダvsイングランド戦、チャンピオンズリーグ、セリエAのゲームなどの取材。3月はがらっと変わってハワイに2週間、ガイドブックの取材。3月21日は日本vsウクライナ戦、25日はアウェイでのポーランド戦。代表と帰ってきてから、4月にまたフェイエノールトが出るUEFA Cupとチャンピオンズリーグを取材に行きます。そして帰ってきてすぐに4月15日からカナダにスキー取材。5月はず〜っと日本代表を追いかけつつチャンピオンズリーグの決勝戦の取材。そして5月31日は韓国で開会式とフランス戦を撮ります」

 聞いていたこちらが“フーっ”となった。今年前半だけで半分も日本にいないではないか。

 しかしこのスケジュールはワールドカップが確実に近づいていることを知るには説得力がありすぎる。


空中戦は予測がもっとも大切なシーンといえる
※撮影/赤木真二



---フェイエノールトの小野選手を追ってますね。小野は撮りやすい選手なんですか?

「ウーン、小野はあまり撮りやすいプレイヤーじゃないですね。他に撮りづらいのはア−セナルの稲本やラウル(スペイン)やオーウェン(イングランド)あたりは基本的にボールを持っている時間が短いからチャンスは少ないですね。逆にドリブルで上がってきてくれたり、比較的長くボールを持っている選手は撮りやすいですよ、パルマの中田、ジダン(フランス)やリバウド(ブラジル)、フィーゴ(ポルトガル)、ベッカム(イングランド)達はシャッターチャンスが多いんですよ」

 ボールを足元に置いておいてくれるプレイヤーがいいのだ。サッカー写真を改めて見てみると簡単なことが分かってきた。プレイ中の多くの写真はボールを中心にスチールされているのだ。一度お宅にあるサッカー雑誌をよく見直してみて下さい。意外な発見があるかもしれません。


 さて前半はここまで。後半は赤木さんの過去5回のワールドカップの撮影エピソードや撮影現場の陣取り、そして2002 FIFA ワールドカップ韓国/日本TMに賭ける意気ごみなど盛り沢山でお送りします。それまで日本の勝敗や試合展開、優勝国予想などワールドカップ前夜を思いっきり楽しんでおいて下さいね。では乞御期待!




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