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月刊特集初夏の鎌倉・デジカメ散歩
花の寺・夕日の浜、スナップ写真のススメ【前編】

文/諸澤 洵、マカロニアンモナイト編集部  写真/諸澤 洵
前編目次 1 2 3 4
2004年5月掲載


*1* 写真が上手くなるコツ


 5月から6月にかけて鎌倉は観光シーズンのピークを迎えます。秋の紅葉時にもピークがありますが、やはりゴールデンウィークとアジサイが見頃の6月が、1年のうちもっとも鎌倉が賑わう時期といっていいでしょう。

 せっかく魅力的な観光地である鎌倉に出かけるのですから、やはりカメラは持っていきたいところですね。

 写真がうまくなるコツ「とにかくたくさん写すこと」。自分が目にして「あっ!これ、面白そう!」と少しでもあなたの心の琴線に触れたものがあったなら(我ながらいい表現だなあ)、ためらわずにどんどん写してみましょう。
 これがスナップ写真です。これが「はい、チーズ写真」からの脱皮の第一歩なのです。

 そしてあとで家に戻って、その写真を見ながら、「うん、これはよい。これはイマイチだな。何故だろう?」などと考えるところから上達への道が始まります。

 デジカメやケータイのカメラでは、写した画像をその場で見ることができるのので、失敗したと思ったら、また撮り直せばいいのです。失敗を気にせずに写してみてくださいね。

江ノ島のスナップ
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階段の多い江ノ島で写したもの。何の花か分からない赤い花を手前に配置してそこにピントを合わせ、人物が通るまで待ってからパチリ。
(2003年7月・江ノ島)
ノーファインダー撮影
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これは「ノーファインダー撮影」といって、ストラップで首からぶら下げたカメラのシャッターを、ファインダーも液晶モニタも見ずに適当に押した撮影法で写したもの。何が写っているか、あとで見るまで分からない楽しさがある。
(2003年8月・小町通り)


 鎌倉小町通りのような商店街には魅力的な被写体がいっぱいです。「お店の中にズカズカと入っていって、何も買わずに撮影だけする」というのはマナーとしては問題ですが、店先に並んでいる商品をちょっと写すぐらいなら問題ありません。

 普通の街の中でカメラを構えるのは結構勇気を必要とするものです。私なんか小心者だから、最初の一歩を踏み出すまでにかなり時間がかかったりすることがあります。
 その点鎌倉は観光地ですから、みんながカメラを持っていますので、だれでもごく自然にカメラを構えることができます。遠慮せずにどんどん写しましょう。


せんべい屋さん
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せんべい屋さんの店先で、せんべいを焼いているところをパチリ。こういうところを写す場合は、先にせんべい買っておくと撮影も頼みやすい。
(2000年1月・小町通り)

●デジカメでたくさん写すコツ
最近のデジカメは画素数がどんどん多くなってきていて、最大記録画素数が400〜500万画素ぐらいになっています。しかしいつでも最大記録画素数で写さなければならないというものでもありません。もし記録メディアに余裕がないのなら、最大記録画素数よりも少し少なく、200〜300万画素モードに設定して写すのも手です。画素数を減らせば撮影できる枚数が増えます。スナップ写真の場合、できるだけ枚数多く撮るようにするのも一つのコツです。
目安として、A4サイズにプリントするのなら400〜500万画素ぐらい。DSCサイズ(Lサイズ相当)から、その倍の大きさの2Lサイズぐらいにプリントするなら、200万画素モードで十分です。
しかし、メディアに余裕があるのなら
「大は小を兼ねる」ので、最大記録画素数で写しておいた方がなにかと無難です。





若宮大路のビル階段
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若宮大路に面しているビルの地下にあるイタリアン・レストランへの階段。ちょっとでも「面白そうだな」と感じたら、こうしてパチリ・・・。
(2003年8月・若宮大路)

 広大な敷地を持つ鶴岡八幡宮なども撮影には最適です。ハトと子どもがたわむれているシーンなど最高にいいスナップ写真になります。
 ただし、安易に他人の子どもを写すのはやめておいた方がいいかもしれません。残念なことに、やや物騒な世の中になってきましたので、子どもを勝手に写されたりすることに関して、親の方も過敏になっていますからね。

 ま、新緑の大銀杏(おおいちょう)とか、源平池にいるカモとかカメでも写しておくのが無難かな? 私が彼らから聞いた限りでは、どちらも今のところ肖像権で人間を訴えたことはないそうですから(笑)。


 鎌倉には美味しいものもたくさんありますから、旅先で食べたものも忘れずに写しておきましょう。
 子どものころ書いた絵日記を思い出してみてください。案外出かけた場所よりも、そこで食べたものを描いてたりしませんでしたか?

鶴岡八幡宮イチョウ
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秋の紅葉(黄葉?)した大銀杏(オオイチョウ)もいいが、新緑のころの大銀杏もまた捨てがたい。(2000年5月・鶴岡八幡宮)
あんみつ
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北鎌倉にある甘味処のあんみつをパチリ。構図がどうのこうのというより、まずはこういうものを気軽に写すことが大事です。
(2003年11月・北鎌倉 山里)

 そうそう。食べるといえば、鎌倉地域の食事処は午後5時頃で閉店してしまう店がとても多いということは知っておいた方がいいかもしれません。要するに昼食中心のお店が多いんです。特に北鎌倉あたりはそれが顕著です。
 ついでにお寺も拝観時間が午後5時までのところが多いです。
 東京や横浜などの大都市と同じと思っていてはいけません。


鎌倉は お寺もお店も 早仕舞い(詠み人知らず)

●旅行先でのデジカメの注意点
デジカメには、単三などの一般に売っているアルカリ電池を使うタイプのほかに、充電式の専用電池を使用しているタイプもあります。単三乾電池は、コンビニなどで手軽に買うことができますが、充電式の専用電池の場合は、観光地ではまず買えませんし、あったとしてもフル充電の状態では売っていません。
お出かけの前に、必ず電池を満タンに充電しておきましょう。





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