マカロニアンモナイト あじさいの写真

月刊特集初夏の鎌倉・デジカメ散歩
花の寺・夕日の浜、スナップ写真のススメ【後編】

文/諸澤 洵、マカロニアンモナイト編集部  写真/諸澤 洵
後編目次 6

2004年6月掲載


*6* 撮影の大敵!手ブレ防止のコツ


 マクロ撮影には大事な注意点があります。それは、通常の撮影でもそうですが、被写体までの距離が極端に近いマクロ撮影では、ちょっとした手ブレが大きな失敗写真につながるということです。

 手ブレとは、要するにシャッターボタンを押すときにカメラが主に上下に動き、画面全体がブレてしまうことをいいます。
 通常の撮影でも手ブレは写真にとって大敵ですが(失敗写真の多くは手ブレによるものが多い)、マクロ撮影の場合は、オーバーにいえば上下に1ミリカメラが動いただけで手ブレ写真になってしまうことがあります。

 特にデジカメの場合は、両手を前に延ばしてカメラを構えることが多いですよね? 液晶モニタを見ながら撮影することが多いため、どうしてもそういう体勢になりがちです。
 これだとカメラがなかなか安定しません。なるべく両肘を体につけるようにしてカメラを固定させて写しましょう。

  通常の撮影の際にも言えることですが、シャッターボタンは一気に強く押すのではなく、ゆっくりと押し込み、またそのときには呼吸を止めるぐらいの慎重さが必要です。実際、私もマクロ撮影を続けていると、何度も呼吸を止めるため、息苦しくなることがあります(←これは本当の話)


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ガクアジサイの中心部にいた虫を、かなりの超マクロで撮影。カナブンだかコガネムシだか、虫には詳しくないから、さっぱり分かりません。ごめんなさい。(1999年7月・北鎌倉)


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カキツバタと区別がつきにくいアヤメをマクロ撮影。垂れ下がった花びらの内側に、黄・黒・白の編み目模様があるのがアヤメです。(2003年5月・北鎌倉 東慶寺)



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マンネングサに寄ってきた(多分)シジミチョウ。果てしなくマンネングサ畑(?)が続いているように見えるが、じつはとても狭い空間。(2001年6月・北鎌倉)

 そしてここでも「とにかくたくさん写すこと」がポイントです。何枚か写しておけば、間違って(?)うまく写っているということもあるものです。

 デジカメの液晶モニタ上で「あっ。ちゃんとピントが合っている。手ブレもしてない」と思っていても、あとで家に帰ってから大きなパソコンの画面で確認してみるとブレブレの写真だった・・・ なんてことはよくあること。だからこそ(しつこいようですが)「とにかくたくさん写すこと」が大切なのです。

 本当はしっかりとカメラを三脚に固定して写せば完璧なんですけれど、観光地にそんな荷物は持っていきたくないですよね。ただ、安くてコンパクトなものでもかまわないので、三脚が1つあると撮影の幅が広がります。

 鎌倉のお寺は「三脚の使用お断り」になっているところが多いです。三脚を使う場合は、使用できるかどうか確認したうえで、他のお客さんの邪魔にならないようにしながら使いましょう。

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月見草(ツキミソウ)や宵待草(ヨイマチグサ)の名でも知られるマツヨイグサ(開花時期 7月〜9月)のオシベにハアリ(?)がへばりついている。マクロ撮影もここまで来ると非日常の世界に近くなりますね。(2000年6月・北鎌倉)
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