マカロニアンモナイト
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写真

写真屋さんに行こう!
− DPEでデジタル三昧 −【後編】

文・写真/河野朝子
後編目次 5 6 7

2004年8月掲載


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そう言えば最近の写真、なんかきれいじゃない?

 最近はフィルムだって一度フロンディアなど専門の機械でスキャンしてデジタルデータにし、そのデータをコンピューターの画面で見ながら色や濃さの修正を行ってプリントしている。もちろんデジカメプリントと同じようにレーザーで印画紙にプリントしているから光沢もあるし、長期保存しても色あせが少ないのはおんなじなのだ。

 ちょっと前まで写真屋さんでのフィルムのプリントは、ネガから直接プリントしていたため高度なカラー調節とか濃度調節なんてことはできなかった。デジタルならフィルムのちょっとボヤけたところも修正されるので、鮮やかでくっきりしたプリントが可能になったのだ。こういうことが知らないうちに起きてるのがすごいところで「そう言えば最近の写真、なんかきれいじゃない?」って思ったら、それはまさにそう言うことだったんだね。

 そういえば、昔フィルムで撮った写真には全体的になんだか緑っぽくなってしまっているものがよくある。蛍光灯の下で撮った写真の宿命みたいなもので、気が付きゃ緑な写真、いっぱいあるでしょう。デジカメだと『ホワイトバランス』という機能があるから蛍光灯でもバッチリ自然だけれど、フィルムだとそれを解決するのは素人にはちょっと難しかった。

 で、「あの写真、写っているものは気にいってるのに色がなんだか汚かったかも」なんてことを思い出したときはネガを持ってデジタル機が入ってる写真屋さんに持って行けば、間もなく鮮やかに色が蘇った写真を手にすることができるだろう。

 フジカラーCDなどCD-R書き込みサービスはフィルムをプリントする前に業務用の機械がスキャンしたデータを保存したものなので、焼き増しのときにもCD-Rをお店に持って行けばいいだけだ。もちろんパソコンでも扱える高品位なデータでもある。

 やったことがある人はご存じだろうが、フィルムをスキャンするってぇのはフィルムからゴミを取ったり、それでも取りきれなかったゴミをパソコンのソフトを使って手動でチマチマ取り除いたり、色を自然に見せるように調節したり、というチョーかったるい作業の連続攻撃なんである。それを人様がやってくれるなんてあぁなんて幸せ! ということに気づいてしまってから私のフィルムスキャナは休眠状態だ。


子どもが撮影した写真
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3歳児撮影写真。 撮影 by 写ルンです


スキャンデータ
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プロがプロの機械でスキャンしたデータ(縮小してあります)。 撮影 by TIARA ix-Z


フロンティアから出て来る写真
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フロンディアからどんどんプリントが出てくる(フィルムで撮った写真がプリントされるところ)
撮影 by FinePixF700
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