webマガジン「マカロニアンモナイト」月刊特集
マカロニアンモナイト
コンパクトデジカメでカタログのように
愛車をカッコよく写すテクニック(前編)

構成・文/藤吉 豊  撮影・監修/小林康雄(カメラマン)
撮影協力/ルノージャポン 埼玉スタジアム  取材協力/井口 豪

前編目次12【3】4 2006年3月掲載
STEP3
カメラの設定を変えてみよう


 ロケーションとクルマの置き方に気をつけていれば、[AUTO]や[プログラム]モードでパシャパシャ撮影してもそれなりの写真が撮れるものです。でも、カメラの設定を少し変えるだけで、色合いや構図がワンランクアップします。



■広角側ではなく、望遠側にする

 シルエットを端正に、歪みなく見せたいなら、遠目から望遠側で撮影するようにします。
 被写体の近くから広角側で撮影することであえてデフォルメさせるケースもありますが、作画意図もなくデフォルメしようとしても、見た目のバランスを崩すだけ。ボディラインを正確に見せるためには“望遠側”が基本です。



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広角側
38mm(35mm換算)で撮影。デフォルメをして迫力のある構図に仕上げるつもりが、ボディラインがいびつになってしまい、中途半端な写真になった。


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望遠
114mm(35mm換算)で撮影。広角側で撮影した写真と比較すると、安定感がある。
1/250秒 F4.9 ISO50  撮影モード/プログラム 焦点距離:114mm(35mm換算)




■ホワイトバランスは[AUTO]と[太陽光]の両方で試してみる

 ホワイトバランスとは、白色を正しく再現するための機能です。コンパクトデジカメなら、[AUTO]にしておけば、どのような光源でもある程度は色の調子を補正してくれますが、ミックス光源など、機種によっては[AUTO]が苦手とする状況もあります。晴れているなら[太陽光]で、曇っているなら[曇天]でも撮影してみて、自然に見えるほうを選びましょう。


■感度の設定は低感度に

 キメの細かいシャープな写真を写すためには、ISO感度はなるべく低い感度(100以下まで設定できる機種の場合は100以下)に固定しておきましょう。ISO感度をあまり上げ過ぎると粒子が粗くなったり、ノイズが発生し画像が荒れてしまうことがあるからです(撮影した写真を引き伸ばしてみると、その差がわかりやすいと思います)。
 最近では高感度でもノイズを軽減する機能を搭載するカメラもあるので、それほど神経質になることもありませんが、念のため、ISO感度は100程度を基準に考えておくほうが無難でしょう。


■F値(絞り)は開放の方向で

 F値を大きくする(絞る)と被写界深度(ピントの合う範囲)が広くなるので、手前から遠くまでくっきりと写り、反対にF値を小さくしていくと、被写界深度が狭くなるので背景はボンヤリと写るようになります。
 クルマを撮影する場合は、F値は開放方向(数字の小さいほう)に。背景の煩雑さが整理され、主題が際立ちます。絞り優先オートやマニュアルで撮影する場合は、F値は小さめに設定するようにしましょう。


■手ブレを防ぐには、三脚がいちばん。でも三脚がないときは・・・

 コンパクトカメラはボディも小さく軽量なので、手持ちではどうしても手ブレしやすいもの。できるかぎり三脚に固定して使うようにしましょう。とくに屋内や夕暮れどきなど、シャッタースピードが1/60秒よりも遅くなるようなときは、三脚は必須です。



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三脚
シャッタースピードが遅くなっても、三脚に固定していれば安心してシャッターを切ることができる。

構え方
液晶モニターを見ながら撮るなら、デジカメのストラップを首にかけてテンションをかけると、いくぶん手ブレを防ぐことができる。


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構え方2
三脚がない場合は、代用となるものを探してカメラを置いてみる。






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マカロニアンモナイト月刊特集「愛車をカッコよく写すテクニック・前編」
前編目次12【3】4 2006年3月掲載


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