webマガジン「マカロニアンモナイト」月刊特集
マカロニアンモナイト
気がつくと犬派の私自身もネコにドップリ‥‥
ようこそ我が家へ! ねこを写す*猫と暮らす −前編−

文・写真/武藤 修(フリーランスのイラストレーター)

前編目次123【4】 2007年1月掲載
4.ネコが可愛く見える時
ポイントは目アップで撮ってみよう連写モードを使おう


 ネコとの生活が長くなってくると、ネコがとても可愛く見える時と、とても不細工に見える時と、表情が色々豊かであることに気がつきます。でも、せっかく撮影するんだから、できるだけ可愛いい時に撮りたいですよね。

 そんなとき、一番のポイントとなるのが「目」です。



これは私が可愛く撮れたと思う中でも一番お気に入りの写真。目線もこちらに来ています。
暗めでしたがフラッシュ発光無しだとやはり自然な映りになりますね。



 ネコの目は、直射日光が当たる明るい場所では黒目が縦線になり、目つきも悪く小さな目になりますが、日陰や、室内など少し暗い場所では黒目が大きく、目自体も大きく見えるので、より可愛く見えます。

 ネコの目が可愛いく見える少し暗い場所で撮影する時は、デジカメの感度設定は高感度にした方が、被写体ブレが少なくなります。高感度に設定すると、ブレにくくなる代わりに少しノイズが増えます。しかしプリントするとモニター画面で見るよりもノイズは気にならないことが多いので、ブレの少なくなる設定を優先させた方が良いでしょう。

 カメラのアングルも、ネコの視線まで下げて撮ると表情が豊かに見えます。そして基本的にはなるべくフラッシュは発光させずに撮ると、より自然な感じに写ります

 もちろん逆に不細工顔を狙って撮ってみたり、フラッシュ発光でワザと目を光らせたり、真上からのアングルで撮るのも、面白い効果が出たりします。そういった無防備な不細工顔の写真も、愛猫だと愛くるしい顔に見えるんです。




コンパクト型のデジカメを寝場所に潜り込ませて写した写真。一眼レフタイプのカメラはカメラ自体が大きいので、狭い場所でこのような角度からはなかなか撮れません。シーンによって大小のカメラを使い分けすると良いでしょう。




アップで撮ってみよう

 寝姿ではいろんな角度でアップの写真がたくさん撮れます。一眼レフタイプのカメラで撮影する場合には、絞りを開放に(絞り値を小さく)して撮ることで被写界深度(ヒシャカイシンド)を狭くして立体的なイメージで撮ると、よりおもしろさが増します。

 コンパクト型のデジカメでも、花など撮る時に使う「接写モード」(マクロモード)に設定して撮ってみると、被写界深度をいくらか狭く出来るので、狙ったポイントの前後がボケた立体的な写りを楽しむことが出来ます。

 また、コンパクト型のデジカメは、その小型という利点を活かして、大型のカメラではちょっと難しい超ローアングルや、隙間からのアングルで撮るなんてこともできて、いつも見ている愛猫とは一味違う世界を写せます。


ネコ好きにファンも多い肉球のアップ写真。耳や鼻、シッポやお腹などの部分も、アートなイメージの写真になったりするのではないでしょうか。







連写モードを有効に使おう

「いまだ!」と思ってシャッターを押したと同時にネコが動いてしまいブレブレの写真になってしまった・・・ など、ネコの動きは計算できないもの。

 そこでデジカメの「連写モード」をどんどん使ってみるのも手です。

 デジカメの場合、失敗してもその場で撮った画像を削除することが出来るので、撮影枚数や失敗を気にせずに撮ることができる利点があります。失敗を恐れず「連写モード」でガンガン撮って、後でゆっくり気に入った写真を選ぶというのも、シャッターチャンスを逃さない方法のひとつです。



 いつの間にか家族の中心になったネコとの生活は、安らぎや笑い、時として心配事も増やしてくれますが、それらを含めた暮らしの豊かさを写真に撮り、これからも「記録」と「記憶」をしていきたいと思っています。






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