webマガジン「マカロニアンモナイト」月刊特集
マカロニアンモナイト
気がつくと犬派の私自身もネコにドップリ‥‥
ようこそ我が家へ! ねこを写す*猫と暮らす −後編−

文・写真/武藤 修(フリーランスのイラストレーター)

後編目次567【8】 2007年2月掲載
8.画像編集で好みのイメージに
RAWデータとはホワイトバランスを後で基本的な補正撮影時のポイントとなりの猫アルバム


私はカブ(バイクです)をいじっているのですが、そのカブの上で落ち着いちゃったカペタ。やはり男の子だからなと勝手に思い撮った1枚。
多少逆光気味だったためトーンカーブでコントラストも整え、彩度を調整後にシャープを適用。



 いろいろ撮るうちに、自分の見た印象とカメラに記録されたイメージの印象が違って見えて直したくなったり、もっとこの色や明るさを調整したいというような欲求も必ず、いや絶対出てきます。そこで最後に、撮影後に画像の加工調整がしやすいRAWデータを使って、これだけ憶えればなんとかなる!という画像編集のポイントを少し紹介してみます。

ところでRAWデータとは?

 RAWデータ(CCD-ROWデータ)とは、デジタルカメラ内部で何の加工もしていない「生」と言う意味の画像記録方式です。RAWデータのままでは画像として見ることができないため、RAW現像ソフトと呼ばれるソフトを使ってパソコン上に画像として表示できるようにします。画質の低下が無く、パソコン上で色調の変更やシャープさの加減をじっくり調整できるのが特徴。
※RAWデータでの記録方式は、デジタル一眼レフカメラや、ネオ一眼タイプのデジタルカメラ、さらに一部のコンパクト型デジタルカメラで採用されています。

 今回はRAW現像ソフトにAdobe Photoshop CS2を使って、パソコン上で画像編集を行う2つのポイントを紹介します。

ホワイトバランスを後で変更

 室内でフラッシュ無しで撮影した時などに「写真が思ったより黄色すぎる」「写真全体の色調がどうも変」と思った経験は無いでしょうか。そんな時でもRAWデータなら、パソコン上で好みの「ホワイトバランス」に一発で変更できるので、とっても楽!


元の画像。

ホワイトバランス変更後の画像。


 RAW現像ソフトの選択メニューの中から、希望の「ホワイトバランス」を選んで変更するだけ。難しい画像編集作業は不要です。



基本的な補正

 画像の補正にはいくつかの方法がありますが、一番使い道があって憶えておきたいのが「トーンカーブ」。この項目だけでコントラスト明暗をコントロールできるため、他の補正項目は使わずに済ますことも多いです。



元の画像。

トーンカーブをいじった補正後の画像。


トーンカーブを操作している画面。(Adobe Photoshop CS2)


 右側に表示されている「トーンカーブ」の斜めのラインを動かして、画像の調子を好みのイメージに近づけていきます。


※お使いになるRAW現像ソフトにより、画像を編集する画面は異なりますので取扱説明書などで確認してください。
※もしもお使いのRAW現像ソフトに「トーンカーブ」の項目がない場合は、「露光量」「コントラスト」「彩度」などの項目を調整して好みのイメージに近づけましょう。


 まずはこの「ホワイトバランス」「トーンカーブ」の2つの項目を憶えるだけで、撮影した写真のイメージを自分の好みのイメージに近づけることが出来ると思います。ぜひチャレンジしてみてください。


撮影時のポイント

 明る過ぎる写真の真っ白な白飛び部分は、RAWデータであっても補正が出来ない場合もあります。後で画像編集するつもりで撮影する場合には、多少アンダーな(暗めな)写真に撮るようにすると良いでしょう。




 二度とない一瞬や、忘れられない表情を写した写真……。ネコをカメラに慣れさせることから、好みのイメージに近づける画像編集まで、さまざまなネコ写真のコツを活用しつつ、これからも思い出となる写真をより大切に撮り、印象深く演出していきたいと思っています。






●となりの猫アルバム‥‥「Alex」「Greece」


 ダイスケ君とは彼が子供の時からの知り合いで、まさか海外の猫たちを撮ってくるとは思いませんでした。


Alex(右)
ロンドンの友人宅にて撮影。
前足の指が左右とも1本ずつ多いとのことで、その巨大な手を組んでいるポーズを撮りました。

Greece(左)
ギリシャのクレタ島にて撮影。見たこともない透明感のあるグレーの毛並みとオレンジの瞳のコントラストが魅力的な猫でした。
●写真・コメント:ダイスケ





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後編目次567【8】 2007年2月掲載
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