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* 週刊フォトエッセイ*

週休六日のススメ

  文・写真/福山庸治 --->Back Number 




130 熱血園芸マンガ

 熱血園芸マンガというのは、既に描かれているのだろうか?

「嫁姑マンガ」の存在に触発されて、マンガで未だ描かれていないかもしれない職業やジャンルを考えてみた。考えるだけで、自分が描くわけではないから、いささか無責任である。とりあえず、いま僕の一番の関心事が庭に花木を植えることなので、「熱血園芸マンガ」というものを想像してみたが、意外な穴場ではないかという気がしてくる。なぜなら、園芸はノウハウの宝庫であり、古今東西の文学や映画などとの関連も深い。そうしたうんちくを垂れようと思えば、ネタはいくらだってある。うまく描けば、読んでいるうちに色んな教養が身に付いてしまうマンガになるのだ。もしかしたら、100万部も夢ではないかもしれない。

 園芸を今風に言えば、ガーデニングである。
 ならば、「熱血園芸マンガ」ではなく、「熱血ガーデニング・マンガ」としてもいい。だとすると、庭師や園芸家はガードナーという呼び方になるのだろうが、それではなんだか腹が出た赤ら顔のアメリカ人のオヤジみたいで、あまりピンと来ない。ここはやはり和風に園芸師と呼びたい。その園芸師が、「熱血」を冠にいただき、スポ根マンガの様式で、園芸という世界を闘うのである。

「違う! ブルベリーは強酸性の土壌を好むんだ! そこに石灰を蒔いてしまっては、木が弱ってしまう!!」

 なぜ熱血なのかは問うまい。


2002年04月10日掲載

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