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* 週刊フォトエッセイ*

週休六日のススメ

  文・写真/福山庸治 --->Back Number 




180 食べて、作って、また食べて

 というような、グルメな生活を繰り返してきたら、最近腹が出てきた。
 体重も、一瞬だが、7〜8年前の自己最高記録を破ってしまった。
 といっても、よくある計算式でいうと、(身長−100)×95〜96%程度なので、デブを想像していただく必要はない。とはいえ、理想を×90%とするならば、5〜6%もの余分の贅肉はいかにも暑苦しい。

 フィットネス・クラブに通い始めたのも、同じ7〜8年前である。
 贅肉だけのせいではない。伊豆の海水浴で撮った写真を見たら、肩から胸に掛けての肉が重力に抗しきれず微妙に垂れているではないか。それに、動くとすぐに息が切れる。ヤバイと思い、すぐにフィットネス・クラブの門を叩いた。

 効果は、すぐには表れないものである。
 僕の実感だと、週二回のトレーニングを行うとして、とりあえず息がすぐに上がることがなくなるのは、3ヶ月くらいを経たあたりだろうか。当初はゆるゆる500mも走らないうちに、ぜえぜえと悶えたものだ。
 それから、パッと見て、明らかに体型に良い変化が表れるのは、1年を過ぎてからだったように思う。そのあたりからは、トレーニングに対して心身共に自信がついてくるし、体力、体型の維持も、そう困難ではなくなる。

 が、やがてその運動量に慣れてしまうのか、健康すぎて食べ過ぎてしまうからか、同じトレーニングのメニューをこなしているだけでは、少しずつ贅肉が付き、体重が増えてくる。ちなみに、僕は生まれてこの方、健康上の理由だけで、食べることを我慢したことがほとんどない。しかし、それがいけないのだろう。特に、自分で料理すれば、自分の好きなものを好きなだけ食べてしまう傾向にある。自作自食する者のジレンマといえる。


2003年04月23日掲載

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